まちかどレポート444

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート444 大和郡山城跡愛好会の「歴史・文化講演会」

(まちかどレポーター 丸山)

大和郡山城跡愛好会の「歴史・文化講演会」(平成28年3月18日掲載)

プロジェクターを前に、歴史・文化講演会の挨拶をする講演者の写真
郡山藩最後の藩主柳澤保申のこころと書かれた掲載物の写真

 

3月13日の午後、市内材木町の薬園八幡神社・参集殿で、郡山城跡愛好会主催の第三回歴史文化講演会が実施されました。当日の講師は柳沢文庫副理事長の柳澤保徳氏です。
「郡山藩最後の藩主柳澤保申のこころ(2)」と題して講演、そして、茶道石州流宗家の教授である川本宗秀氏の「お茶会」が行われました。

講演を聴く参加者たちの写真
プロジェクターを前に解説する講演者の写真

快晴、さわやかな風。41名の多くの参加者から、「奈良時代からの伝統あふれる薬園八幡神社の素晴らしい環境・雰囲気の中で柳澤家現当主のお話(柳澤保申公の明治維新以降の活動)に始まり、茶道石州流の「お茶会」もあり、特に、お茶会では非常に長い高台付の茶碗を使い、「椀を渡す・抹茶を入れる・白湯を注ぐ・抹茶を混ぜる」等々の一連の動作が4人の方々よって行われる馬上杯の復元等々めったにない経験をすることができました。

着物姿の女性が道具を使って作法について解説している様子の写真
朱色の唐笠の下で、談笑する参加者たちの写真
教えられた作法にのっとって、和菓子を食べる参加者たちの写真
お辞儀をしながら微笑む作法の講師の男性の写真
茶杓を手に解説する講師の男性の写真
着物姿の女性が、参加者にお茶をふるまっている様子の写真

いろんな意味で良い勉強になり、楽しかった。また、お茶席と講演との間の「江戸時代の貨幣制度説明も良かった。」との感想もありました。
(写真撮影:まちかどレポーター安江さん)