まちかどレポート468

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート468 郡山八幡神社 大トンド祭

(まちかどレポーター アライ)

郡山八幡神社 大トンド祭(平成29年1月23日掲載)

1月15日、2017年に入って最も寒くなった朝に、郡山八幡神社で「大トンド祭」が執り行われました。

神殿と地面に敷かれたブルーシートの写真
神社に続く道と門の写真

「トンド」とは、毎年1月15日(小正月)お正月の門松や注連飾り、御札などを神火でお焚き上げする行事です。地域によっては「どんど」と呼ぶ場合もあり、 奈良県内でも各地の寺社で大小様々なトンドが執り行われています。

屋外に飾られた門松の写真
屋外に設置された焚き火の写真
まつられた野菜や酒の写真
屋外で燃えるしめ縄の写真

書初め等もお焚き上げされるとのことで、以前には炎の中で書初めが大きく舞い上がり、その時に書道の上達が願われることもあったそうです。似た意味なのでしょう、
子どもの紙工作もお焚き上げがなされていました。

木を組み上げて燃やしている写真

境内では、鏡開きされた鏡餅を入れたおぜんざいのお振る舞いもありました。鏡開きの時期は地域よって違いがありますが、 郡山八幡神社ではどうやら同時期だった様子です。
寒い中、本当に暖まりました。美味しかったです。

お椀に入ったお汁粉と割り箸の写真

これで一つの区切りとなり、お正月が終わります。

焚き火と木製の案内板の写真

次の行事は2月に行われるようですね。