まちかどレポート473

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート473 松尾寺創建千三百年記念のはつうま大祭

(まちかどレポーター 佐藤・松尾寺 2017年2月12日午前撮影)

松尾寺創建千三百年記念のはつうま大祭(平成29年2月20日掲載)

のぼりがたくさん立てられている、はつうま大祭の様子

今年は、松尾寺創建千三百年なんだそうです。
「松尾山縁起」によると、舎人(とねり)親王42歳の厄除け祈願の満願の日に、東の山に紫雲たなびき千手千眼観音が出現、そこで一宇の観音堂を建立して、観音菩薩をお祀りしたのが松尾寺のはじまりとか。舎人親王は日本書紀の編纂で知られる人で、その満願の日が奈良時代の養老2年(718年)2月の初午の日、ちょうど今から千三百年前というわけなんです。
で、今年の初午の日は、例年にはない「創建千三百年記念のお練り」が行なわれました。写真を撮ってきましたので見て下さい。松尾山は市内のどこからでも眺められる郡山の祈りのお山、今年は厄年の人も、そうでない人も、遠い天平の昔にこの山に出現されたという観音さまをお参りに行きましょうか。

列をなす僧侶たちの写真
廊下を歩く僧侶たちの写真
屋外を歩く僧侶たちの写真

今年だけの行事の「創建千三百年記念のお練り」。松尾寺は修験道のお寺としても有名です。

煙に包まれる寺の写真
儀式を行う僧侶の写真
儀式を行う黄色い複数の僧侶と中央の赤い僧侶の写真
金と白と銀のお守りの写真

例年の「柴燈大護摩奉修」と、厄除けのお参りに来られた人々。
それと、お練りのときに撒かれた記念の散華、残念ながら拾えなかった僕はお寺で買い求めました。
もちろん、例年通り善哉の振る舞いもありましたが、その写真ですか、
まあ、食べるのに忙しいのに撮るわけないじゃないですか。