まちかどレポート476

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート476 今も続く被災地の復興

(2017年3月5日撮影 まちかどレポーター 安江)

今も続く被災地の復興(平成29年3月8日掲載)

わたしの『ひと文字』展書道の字を眺める二人の男性の写真
宮城県女川町復興ポスターの写真

東日本大震災から6年。

…震災の前は、家族で夕食を食べて、一緒にテレビを見た…そんな当たり前の日常が全て一瞬のうちに奪われたら…。

2011年3月11日の津波の引き波の凄まじさが記録されていた。
広域の家屋やビル、車、巨木などなど、あらゆるものを包み込み、高さ16メートルもの海水が全てを破壊し、凄まじいスピ-ドでことごとく海へ流してしまった。

町の壊滅。そして、未だ行方不明者2,556人。
今も続く被災地の現実を、ニュース(3月5日)で映し出されていた。
これ以上の絶望と悲しみはないでしょう。
今でも、夢なら覚めてほしいと願う東日本大震災。

今年も、「東日本大震災の教訓を忘れてはいけない」、と追悼とともに復興支援のイベントや取り組みが各地で行われています。

ギャラリ-カフェ「赤いそら豆」では、「わたしの『ひと文字』展」と被災地の物産品販売が、4月3日(月曜日)まで開催されています。

進と筆で書かれた文字の写真
晴と筆で書かれた文字の写真
龍と筆で書かれた文字の写真

それぞれの「ひと文字」には、心を込めた被災地のみなさんへの「応援メッセ-ジ」が添えられています。

その横には、陸前高田市のボランティア活動に参加して、「語り部」から聞いた話や、実際に見た現場を撮影し、家族で作ったという大きなパネルがありました。

災害当時の様子と、復興ボランティアについて手書きで書かれたレポートの写真
復興ボランティアの、祭りの手伝いが楽しかったことと実際の祭りの様子について手書きで書かれたレポートの写真

矢田小学校6年生の堀内 陽君の作品です。災害の恐怖が伝わってきました。

また、「楽喜工房(らっきこうぼう)・代表 猪岡 晴美さん」が復興支援コンサ-トを演奏(3月5日)し、市民ら約30人が参加しました。

古民家調の広い家の中で、演奏を聴いている人たちの写真
古民家調の広い家の中で、楽器を演奏している人たちの写真

マンドリンやオカリナ・ギタ-の音に乗せて、参加者の心と歌声は東北被災地へと流れていきました。

引き続き、復興支援コンサ-トは、3月11日(土曜日)・19日(日曜日)・26日(日曜日)、4月2日(日曜日)、いずれも14時から開催されます(無料・申込不要)。
問い合わせは、ギャラリ-カフェ「赤いそら豆」(10時~16時)(電話0743-56-0114 八条町43-4 近鉄二階堂駅・北へ徒歩3分)(火曜・水曜・木曜日は定休日)

瓦屋根の下に、「日本は一つの心 夢をあきらめない」と筆で書かれたボードが展示されている写真
手書きの文字が書かれた掛け軸を眺める男性の写真