まちかどレポート308

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート308 お正月遊び(迎春)

お正月遊び(迎春)(平成25年1月24日掲載)

本年も宜しくお願いいたします!
お正月飾りの写真

(まちかどレポートNo.303で登場いただいた横田町の田中友子さんの作品です。わらで編んだかわいい亀に注目ください。)

「新春 少年自然の家まつり」

2013年1月12日撮影 (まちかどレポーター 安江)

松飾りの写真

午後に行ったら、食事が終わったみんなは、静かに作業に取り組んでいました。
何を作っているのでしょうか。

白いシート(ビニール)をダイヤの形に切っています。

青い水玉模様のシャツを着た女性と多くの子どもたちがテーブルについている写真

中に「かざあな」をくりぬいて、絵を描いて、

赤いトレーナーを着た女の子とグレーのトレーナーを着た女の子が絵を描いている写真

十字に骨を貼って

水玉模様のブラウスを着た女の子が凧を作っている写真

いとめ糸をつけて

凧を作っている手のアップ写真

ヤッター! オリジナルの絵がステキな「ダイヤ凧」ができあがりました。

男の子が3人並び作った凧を掲げている写真
女の子が2人並び作った凧を掲げている写真

あげるときは、しっぽを付けます。

凧が2枚、地面に落ちてしまい、木の枝に引っかかってしまった写真

凧がくるくる回る時は思いきりしっぽを長く(10メートル~20メートル)するといいと説明書に書かれています(そんなに高くあがるんだ!)。

男の子が凧揚げをしている後ろで、女の子たちが凧揚げしている写真

この日、「少年自然の家(矢田町)」に参加していたのは市内の小学生42人。片桐、郡山北、郡山南、筒井、矢田小学校などの小学生。違った学校の児童たちとの交流もいいものですね。

さっそく完成した凧を手に、近くの民俗博物館の児童広場で凧あげです。
風も少々あり、成果は写真を見てください!

アップダウン有りの広い広場、恵まれた自然環境のなかで楽しそうに走りまわる子供たちは満面笑顔。

女性たちが6人で駆けながら凧をあげている写真

こどもの笑顔は宝物ですね。
この日、「自然の家」では新春のお祝いのお餅を焼く「ひばち」も用意されていました。
懐かしいですね、温かさが手から心身に広がってきました。

青地に白の水玉のフリースを着た女性が火鉢に手をかざしている写真

平和保育園の工夫

2013年1月17日撮影  (まちかどレポーター 安江)

園長先生が「家ではあまり体験できないお正月遊びもありますから、こども達が楽しんでくれれば」と話されました。

今日は、平和保育園の正月遊びの日です。
朝10時にホールに集まってきた乳幼児、130人。
あれ、地域の人たちも同席されています。

赤やピンクの帽子を被ったり無帽の子どもたちがお座りしている写真

参観かな?

いえいえ違います。
大村園長先生の意図することがわかりました。

子どもたちがカルタ取りをしている写真
男の子2人が真剣な表情で遊んでいる写真
ピンクの洋服を着た女の子と黒い洋服を着た女の子とくすんだ色の洋服を着た男の子がカルタ取りをしている写真

羽つき、コマまわし、百人一首、カルタなど、テラスや教室など園全体が遊びコーナーです。
園児は自分の好きな遊びを選んでいます。

そして、どの遊びコーナーにも「高友会」のみなさんや地区の民生児童委員さんの「遊びの達人」たちが、こども達を迎えて一緒に遊んでくれています。

昔懐かしい羽つき・今様バージョンのミッキーマウスの福笑いや、家にはないだろう大きなすごろく、牛乳パックで作った羽子板で風船つきなどなど、地域の人たちとの交流からパパ・ママとは一味違ったあそび方・楽しみ方を教わるかも。

ピンクの洋服を着た男の子と緑色の洋服を着た男の子が福笑いをしている写真
赤地に黒の水玉の洋服を着た女の子が福笑いをしている写真
水色の洋服を着た男の子とピンク色の洋服を着た男の子が双六をしている写真

コマまわしをする子どもたちの生き生きとした表情、こども達は遊びの天才です。
(「達人」の目も輝いていましたが。)

5人の男の子がコマ回しをしている写真
緑色の洋服を着た男性が男の子2人に説明している写真
赤い洋服を着た男の子が叫んでいる写真

工夫されたお正月の遊びメニューも楽しめましたが、地域での子育て支援が、保育園での保育・教育を見守り支援し、家庭を核とした子育てを何層にも重なりながらこども達の成長を見守っている地域力の再認識でした。

グレーの洋服を着た男の子が男性と羽根突きをしている写真
女の子と男の子が羽根突きをしながら微笑んでいる写真
女の子が風船と戯れている写真

通学の道筋に毎日立って、児童の安全・安心の通学を見守っていただいている地域のみなさんの姿が、向こうにつながって見えたひと時でした。