まちかどレポート308
まちかどレポート308 お正月遊び(迎春)
お正月遊び(迎春)(平成25年1月24日掲載)
(まちかどレポートNo.303で登場いただいた横田町の田中友子さんの作品です。わらで編んだかわいい亀に注目ください。)
「新春 少年自然の家まつり」
2013年1月12日撮影 (まちかどレポーター 安江)
午後に行ったら、食事が終わったみんなは、静かに作業に取り組んでいました。
何を作っているのでしょうか。
白いシート(ビニール)をダイヤの形に切っています。
中に「かざあな」をくりぬいて、絵を描いて、
十字に骨を貼って
いとめ糸をつけて
ヤッター! オリジナルの絵がステキな「ダイヤ凧」ができあがりました。
あげるときは、しっぽを付けます。
凧がくるくる回る時は思いきりしっぽを長く(10メートル~20メートル)するといいと説明書に書かれています(そんなに高くあがるんだ!)。
この日、「少年自然の家(矢田町)」に参加していたのは市内の小学生42人。片桐、郡山北、郡山南、筒井、矢田小学校などの小学生。違った学校の児童たちとの交流もいいものですね。
さっそく完成した凧を手に、近くの民俗博物館の児童広場で凧あげです。
風も少々あり、成果は写真を見てください!
アップダウン有りの広い広場、恵まれた自然環境のなかで楽しそうに走りまわる子供たちは満面笑顔。
こどもの笑顔は宝物ですね。
この日、「自然の家」では新春のお祝いのお餅を焼く「ひばち」も用意されていました。
懐かしいですね、温かさが手から心身に広がってきました。
平和保育園の工夫
2013年1月17日撮影 (まちかどレポーター 安江)
園長先生が「家ではあまり体験できないお正月遊びもありますから、こども達が楽しんでくれれば」と話されました。
今日は、平和保育園の正月遊びの日です。
朝10時にホールに集まってきた乳幼児、130人。
あれ、地域の人たちも同席されています。
参観かな?
いえいえ違います。
大村園長先生の意図することがわかりました。
羽つき、コマまわし、百人一首、カルタなど、テラスや教室など園全体が遊びコーナーです。
園児は自分の好きな遊びを選んでいます。
そして、どの遊びコーナーにも「高友会」のみなさんや地区の民生児童委員さんの「遊びの達人」たちが、こども達を迎えて一緒に遊んでくれています。
昔懐かしい羽つき・今様バージョンのミッキーマウスの福笑いや、家にはないだろう大きなすごろく、牛乳パックで作った羽子板で風船つきなどなど、地域の人たちとの交流からパパ・ママとは一味違ったあそび方・楽しみ方を教わるかも。
コマまわしをする子どもたちの生き生きとした表情、こども達は遊びの天才です。
(「達人」の目も輝いていましたが。)
工夫されたお正月の遊びメニューも楽しめましたが、地域での子育て支援が、保育園での保育・教育を見守り支援し、家庭を核とした子育てを何層にも重なりながらこども達の成長を見守っている地域力の再認識でした。
通学の道筋に毎日立って、児童の安全・安心の通学を見守っていただいている地域のみなさんの姿が、向こうにつながって見えたひと時でした。
更新日:2021年03月19日