まちかどレポート312

まちかどレポート312 「ワンフレーズ」で愉しんだ「小泉城址散策」
2013年1月31日撮影 (まちかどレポーター 安江)
ワンフレーズで愉しんだ小泉城址散策(平成25年2月27日掲載)

JR大和小泉駅から小泉神社-小泉城跡-庚申堂(こうしんどう)-慈光院-小泉大塚古墳を散策しました。
ワンフレーズと併せてお愉しみください。
富雄川の手前におられる楠地蔵は、楠の化石の仏様が下流から逆流してきたという。


小泉神社の本殿は、室町時代後期の建立で重要文化財。地域の守護神です。
『伝統の 地域の誇り 秋祭り』
(この日は2月11日の田植祭りの準備をされていました。)



(山門は、高麗門すかし門・陣屋大手門で小泉城から移築されたという)
小泉城跡は、東に富雄川、西に芦川、北に丘陵、南に湿地帯に囲まれた要害の地。
『小泉に 自然の要塞 城の跡』




『誇りあり 武士(もののふ)茶道の高林庵(こうりんあん・片桐邸)』

親子塚
育ての親の仇のため、諸国遍歴。やっと見つけた敵は実父とわかり、実父は仲裁時の過ちと告げ自害し、子も自害。

庚申堂
天台宗で比叡山延暦寺の末寺。橘寺の住職が兼務されています。




見たことありませんか?
『信仰の 心をつなぐ 庚申さん』
庚申信仰とは…
中国道教の三尸説で、庚申の日に天に上り悪事を告げるという。告げられては困るので、地元の人が集まり徹夜で監視する。懇談飲食もあるが、農民のガス抜きの意味もあるという。
これは、くくり地蔵というそうで、いろいろな説があります。
「まちかどレポートNo.134」まちかどレポーター丸山さんの記載では、庚申さんに仕えるお猿さんが欲望に任せて動き回るのを抑える為、くくりつける、の意味。その他「庚申さんのお使いの申で、魔除け。家の中に災難が入らぬよう身代わりをする」の意味など、ホームページで検索すると、各所でいろいろ伝承があるようです。
慈光院
片桐貞隆の菩提寺で、茶室・書院は重要文化財。庭園は枯山水書院、名勝指定
『静寂の 雰囲気漂う 慈光院』

小泉大塚古墳
4世紀の古墳で、市内で一番古い前方後円墳(直径50メートル、前方の長さ80メートル、高さ7メートルの竪穴式)
『わが町で 一番古い 古墳なり』

ボランティアガイドの山下会長作の、楽しい5・7・5フレーズを味わいながら「大和郡山を歩こう」マップの『三つの城めぐり』コースを利用しました(観光協会などにも置いてあります)。
地域の歴史、文化財、風土、加えて「ガイド」さんならではのミニ情報に、新発見&再発見(ワクワク)、人に出会い(ドキドキ)でした。
次回は、郡山城址付近の散策&575フレーズを紹介予定。
問い合わせは、市観光協会(電話0743-52-2010)まで。
更新日:2021年03月19日