まちかどレポート314

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート314 わたしの「ひと文字」展

2013年3月5日撮影(まちかどレポーター 安江)

わたしの「ひと文字」展 (夢つくり鯛)(平成25年3月8日掲載)

半紙の上に墨字で大きく流麗に「命」と書かれた書作品の写真

東日本大震災から早や2年、今も多くの人たちが数々の悲しみや困難と闘いながら、1日も早い復興を願って生活をされています。

そんな中、郡山のまちかどで復興支援イベントが開かれていました。
被災地へ贈る心のこもった「書作品」の展示です。

半紙の上に墨字で大きく流麗に「命」と書かれた書作品の写真半紙の上に墨字で大きく流麗に「命」と書かれた書作品の写真

被災地復興への想い、鎮魂と祈りを深めながら描かれた『わたしの「ひと文字」展』。

「命」「祈」「繋」「温」「笑」「絆」「力」などと墨字で書かれた一文字の書作品が、展示室の壁に掲げられている様子の写真

3月25日までの期間中、作品を入れ替えて計38点の作品が展示されます。

半紙の上に墨字で大きく豪快に「笑」と書かれた書作品の写真

「心」

…人は心、「ひと文字」にと、まぁるい心で支え合っていきましょう…

「進」

…常に前向きに進んでほしいという願いを込めて…、などなど

各人の「支援の心」をつづったメッセージがつけられていました。

また、石巻市や気仙沼市などの被災地の物産が並べられ、展示終了後には作品とメセッージ、支援金を福島県の被災地に持って行かれるそうです。

リボンで飾り付けられビニールに入れられて陳列されている、可愛いイラストに「応援ありがとう」と文字があしらわれたお菓子の写真
「石巻」と書かれた表示札と一緒に机の上に陳列されている磯海苔などの海産物の写真

被災当時から毎年支援イベントを続けてこられた『夢つくり鯛』のみなさんや被災地の写真から、「人はどれだけの悲しみや、つらさに耐えて生きることができるのか」という問い、また「東北被災とは何だったのか」、と問い続けることの大切さを改めて教えられました。

上記期間中、是非覗いてみてください!

古びた木造の建物の軒下に立てられた「東日本大震災復興支援展」と書かれた大きな横長のパネルの写真

(10時~16時、火・水・木曜日は休み、大和郡山市八条町43-4・近鉄二階堂駅北へ徒歩3分)

  • 「夢つくり鯛」
    大和郡山市まちづくりアイデアサポート事業認定団体で、保健センターや各種イベント会場で、子育て支援・障がい者支援・地域交流活動などをおこなっておられます。 問合せは 0743-56-0114 まで。