まちかどレポート334

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート334 ミクロネシアの片隅から(海外特別版)

(by 海外レポーター コヤ)

ミクロネシアの片隅から(平成25年8月27日掲載)

まちかどレポートの特別版として、この大和郡山市から平成25年7月にJICAシニア海外ボランティアとしてミクロネシア連邦に派遣され、現地の病院で活動をされているコヤさん(ペンネーム)に、現地の様子をレポートしていただくことになりました。今回はじめて現地からレポートが届きましたので掲載します。

はじめまして。この7月より大和郡山市を飛び出し、JICAシニア海外ボランティアとしてミクロネシア連邦へ派遣されています。
街角と言っても、郡山ではなく、遠いミクロネシアの街角を紹介させていただこうと思います。
ミクロネシア連邦はグアムの南西から南東に広がる607の島々より成る国です。戦前は日本が統治していた地域で、「トラック諸島」(現チューク州)という名前に聞き覚えのあるご年配の方々も多いのではないでしょうか。
私が派遣されているのはミクロネシア連邦の中でも一番東側にあるコスラエ州というところです。大和郡山市の約2倍の広さのコスラエ島で一つの州を形成しています。もともとのんびりしているミクロネシア連邦の中でも最も開発が進んでおらず、大自然に囲まれた落ち着いた島で、島民も約7,000人しか住んでいません。
今日はそんなコスラエ島の雰囲気を味わっていただければと思います。

コスラエ島の玄関口であるコスラエ国際空港

芝生の中心に花壇がある空港の外観の写真

飛行機は週4便(マーシャル諸島経由ハワイ行き、首都ポンペイ経由グアム行き各2便)のみ。それでも「国際空港」なので、ちゃんと出入国手続きを行っています。

島はサンゴでできた環礁に囲まれているので、白い遠浅の砂浜が点在しています。海は透明度が高く、ダイビングスポットとしても注目を集めています。 

ヤシの木が正面にある海の様子
青空に澄み渡る海と島の木々の写真

島のいたるところにバナナやココナッツ、タロイモなどが自生しています。

バナナやココナッツなどの木々が生い茂る写真

島の方々はお庭の手入れに余念がありません。いつもきれいに草刈りをして、落ち葉を掃いてきれいにしています。

両脇にヤシの木などが植えられている道路と木の隙間から民家が見える住宅地の写真

私の派遣先であるコスラエ州立病院です。ここで医薬品や医療資材の管理業務のサポート・指導を行っています。

石で造られた病院の看板と駐車場の写真

今後、島の暮らしや私の活動についてもお伝えできればと思っています。
よろしくお願いいたします。