まちかどレポート336

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート336 郡山城天守台の石垣修復がスタートします。

(まちかどレポーター 丸山)

郡山城天守台の石垣修復がスタートします。(平成25年9月18日掲載)

9月1日、郡山城跡に出かけました。

お城は静かなのですが、写真で良く分かるように、雑草がお城の主であるかのごとく生茂っています。野面積で有名な郡山城なのに残念です。
観光で郡山城に来られた大半の方々は「石垣等の手入れが出来ていないのが残念です。せっかく、石垣を見学に来たのに...」と仰っておられます。

左側に竹林、右側に雑草が生えた石垣がある様子の写真

郡山城の西側内堀。生い茂った竹藪と石垣にへばりついた雑草が目立っています。

石垣が雑草で埋め尽くされている様子の写真

郡山高校の北側。雑草が生茂り過ぎて、美しい野面積の石垣が殆ど見えません。

緑色の雑草で内堀が埋め尽くされてしまっている様子の写真

内堀の東側。石垣が全く見えません。

ところで、話変わって、天守台の石垣修復がスタートします。
約400年前に造られ、安全面から現在は立ち入り禁止になっている郡山城の天守台の修復が今年の秋からスタートするそうです。
築造以来、初めての本格的な修復で、市では、天守台や天守閣の規模や構造などの解明にもつなげたい考えておられます。

修復作業に係わる立入禁止期間と立入区域は次の通りです。

  • 立入禁止期間:平成25年10月21日~平成29年3月下旬
  • 立入禁止区域:天守台周辺
いくつかの石が浮き出ている様子の天守台の一部分の写真

天守台の西側。見た目にも大きくせり出した石が目立ちます。

天守台に乱雑に置かれているお地蔵さんたちの様子の写真

天守台北側周辺。沢山のお地蔵さんが天守台北側周辺。沢山のお地蔵さんが並んでいます。
心当たりの方は都市計画課の事業係か生涯学習課の文化財係宛て連絡してください(内線番号633または733です)。

進入禁止ロープが張られている石段の様子の写真

天守台への登り口。ロープを張って進入禁止です。

天守台の石垣の上に生えている松の木々の様子の写真

天守台の南側。天守台に生茂った松の木々が目立ちます。
天守台の石垣が孕んできた最大の原因は松の木々の根の張り出しと思われます。