まちかどレポート342

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート342 まちが響いたフェスティバル「樂」

(2013年11月3日~4日撮影)(まちかどレポーター 安江)

まちが響いたフェスティバル『樂(がく)』(11月3日~4日)(平成25年11月8日掲載)

江戸伝統芸かっぽれと書かれたのぼりの横でお辞儀をしている法被姿の女性の写真

ステキなイベントです。
小さい子どもから学生・高齢者まで、幅広いジャンルの音楽を、聴いて見て愉しい、参加出場してイキイキ。
パワーを与えたり、もらったりの“まちかどイベント、地域の音楽祭”です。

やまと郡山城ホールはもちろんのこと、郡山城跡周辺、三の丸公民館前などなど、城下町・郡山で、音楽が響き渡りました。

歌あり、踊りあり、演奏あり、まさしく「芸能(?)の秋」。
郡山に音楽大好きな人、集合!でした。
今年も遊郭跡の旧川本邸(下写真)の『楽』に行ってきました。少しですが写真で紹介します。

楽と書かれたのぼりのある古い民家の軒先の写真

3日:江戸伝統芸能「かっぽれ」を2時間以上、「奴三さん」「深川」を始め20曲ほどの踊りを披露されました。

法被を着て江戸伝統芸能かっぽれを踊っている5人の男女の写真

去年に続いて参加された桜美流の福山先生(写真下)は、趣のある建物で、歴史が分かりました。
「かっぽれ」は、和製エアロビクス。踊るとウキウキ、体重減にもなります、と。

法被を着て握りこぶしをしている女性の写真

4日:民謡、琴・三味線・尺八などの踊りや演奏で、見に来られた市民らで客席があふれ、玄関で立ち見が出るくらいの盛況で湧き上がりました。「古いものは心が落ちつきます。来て良かった。」と、市民の方の感想です。

和室で和服を着て踊っている女性4人の写真
笠をかぶって浴衣を着た3人の女性が踊っている様子の写真
床に座って演奏を聴いている人々の写真
縁側で3人の女性が座って三味線を演奏している様子の写真
縁側で琴を演奏する女の子と女性その横で三味線を演奏する女性の写真
花束を抱えた和服の女の子の写真
縁側で琴を演奏している女性と三味線を演奏している女性2人それに尺八を演奏している男性2人の写真

この日は木枯らし1号が吹き荒れる中、中庭の木々がザワザワと、まるで古(いにしえ)の人々が「歴史の町・郡山で芸能文化の伝承披露、いいもんや!」とささやきあっているようでした。

和服を着て片手をあげている女性の写真
大きな石の上に置かれた2つの狐のお面

市内のイベントのお城まつり・お殿まつり、地域の「ふれあいまつり」や敬老会などのボランティア活動などで大活躍の中島先生(延彌会)は、「広報つながりにも講習会を掲載しています。春のパレード(お城まつり)や夏の盆踊りにも飛び込みで参加ください。
町屋にふさわしい源九郎小唄や郡山音頭などの郷土の唄や踊りを、子どもや次代の若者たちに引き継いでいきたいです」と抱負を語っていただきました。