まちかどレポート367

まちかどレポート367 ゲストティーチャーを招いて、水彩画作品つくり(平和小学校)
2014年6月13日撮影(まちかどレポーター・安江)
ゲストティーチャーを招いて、水彩画作品つくり(平和小学校)(平成26年6月27日掲載)

大和郡山市立平和小学校(3年)の図工の時間に、「平和水彩画クラブ(公民館クラブ)」の会員さん(4~5人)と先生が、「子どもたちが、いろんな体験をつんで、いろんな発想につなげてもらえたら」と、ゲストティチャーとして参加されていました。


絵の上手な人の話を聞いたり、作品を見せてもらうだけでも、絵に興味をもったり好きになったりします。感性豊かな子どもたちなら、なおさらです。
クラブの人たちも、お孫さんのような子どもたちと話をしながら「子どもたちから元気をもらえます!」と笑顔。 “一挙両得”のナイスアイデアです!

河合校長先生から「花と本と絵があふれる学校にしたい」と、セピア色の辞書と虫眼鏡のお洒落なデザインの名刺を頂き、先生の子どもたちに託す夢を垣間見た気がして、愉しくなりました。
絵が上手な地域の人たちの直伝で、子どもたちものびのびと好きな色を付けていきます。
「同じ絵の具でも水の使い方で色が変わりますよ。」
「前回に鉛筆で下絵を描き、今回は彩色です。イメージの色でバックから色を付けていきましょう。」などなど。

説明を聞いていた私も、眼からウロコです。
仕上げた作品は平成26年10月19日(日曜日)の『秋の(平和)公民館祭り』に出品するようです(楽しみです)。
また、この「公民館活動と小学校の活動との交流~平和水彩画クラブと共に」は、水彩画を学び始めた3年生(59人)を対象に5月から9月まで4回実施されるようです。
クラブ員の人たちの作品もたくさん紹介されています。(校長先生が「学校に寄付をお願いしているんです」といわれるほど、見事な作品です)


「追伸」
クラブ員の豊田真寿子さん(写真)は、「右の絵は、東北被災があった2~3日後に、雪が降りしきる中を足を真っ赤に腫らし、弔いながら歩き廻っておられた奈良の僧です。テレビニュースで見ました。みなさんにも知っていただきたいと描きました。」と作品を披露していただきました。

…絵の持つパワー、忘れられない水彩画の1枚になりました。
更新日:2021年03月19日