まちかどレポート370
まちかどレポート370 歴史街道リレーウォーク
(まちかどレポーター 丸山)
夏の涼を求めて「あさざ」の花を探しましょう(平成26年7月14日掲載)
平成26年6月30日、大和郡山観光ボランティアガイドクラブの一員として、大阪奈良歴史街道リレーウォークの関係に参加するため、三宅町に出かけました。
三宅町は全国で2番目、奈良県下では一番小さな町(面積は4.07平方キロメートル、人口7,268人)です。
初めて出かけた三宅町。三宅ボランティアガイドの会の案内で、楽しく散策することが出来ました。
散策コースは「近鉄黒田駅~万葉歌碑~伴堂杵築神社~厳島神社~忍性菩薩碑~屏風杵築神社~白山神社~三宅古墳群~あさざ苑」でした。
当日の写真を少し撮ってきました。ご覧ください。
三宅町の花・あさざと万葉歌の紹介。
ミツガシワ科の多年生植物です。水に浮く葉の間から花柄を伸ばし、初夏にカラスウリの花に似た黄色い花を咲かせます。葉の表面は綺麗な緑、裏側は紫褐色。地下茎を伸ばして繁殖するそうです。水深の浅い場所に生育することから「アサザ」と名づけられたとも言われています。
「うちひさつ 三宅の原ゆ 直土に 足踏み貫き夏草を 腰になづみ いかなるや 人の児故そ 通はすも吾子 うべなうべな 父は知らじ 蜷(みな)の腸(わた) か黒き髪に 真木綿もち あざさ結ひ垂れ 大和の 黄楊の小櫛を 抑えさす さすたへの子 それそわが妻」(長歌)(作者不詳 巻13-3295)
更新日:2021年03月19日