まちかどレポート374

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート374 民博企画展「金魚と暮らす」に行ってきました

(まちかどレポーター 丸山)

夏季企画展「金魚と暮らす」に行ってきました(平成26年7月29日掲載)

民博企画展「金魚と暮らす」を開催している民俗博物館入口にせんとくんがお出迎えの写真

民俗博物館入口

7月24日、民俗博物館に出かけました。目的は夏季企画展を鑑賞することです。

学芸員さんの説明によると、企画展の狙いは、「金魚の一大産地の大和郡山市において、養殖道具を中心に金魚と人々のかかわりについて紹介する」事という説明でした。

企画展入口の壁に全国金魚すくい選手権大会20年の歩みが展示されている写真

企画展入口の壁。選手権大会のあゆみが良く分かりますよ。

展示は3コーナーに分かれていました。1番目のコーナーは全国金魚すくい選手権大会20年の歩み、2番目のコーナーは金魚を育てる道具・金魚を出荷するための道具等、3番目のコーナーは金魚を鑑賞するための金魚鉢等々が展示・解説されています。

金魚を育てる道具・金魚を出荷するための道具等が展示されている写真

展示を鑑賞していて、郡山で育った僕にとって、数多くの懐かしい風景が蘇ってきました。歴史的な経過をふまえた分析があれば、素晴らしい企画展になっていたとも思います。藩士の内職だったことの遺跡的側面、戦後の外貨獲得・輸出寄与、現状分析、未来の展望等にも触れてほしかったですね。でも、もう一度、じっくり鑑賞に来ようと思いました。見る価値は大きいですよ!!

また、関連イベント(列品解説(7月20日・9月7日)、映画「茜色の約束」上映会(8月9日・10日)、折り紙金魚作り体験(8月16日・17日)、金魚すくい体験(8月31日)、学芸員トーク(8月31日等)も実施されます。

みなさんも一度民博へ出かけてみては?金魚の今昔が良く分かりますよ。
企画展は9月7日(日曜日)まで開催されています。

少し写真を撮ってきました。
雰囲気が伝われば良いのですが…

選手権大会の賞状や記念品などが展示されている写真

選手権大会の賞状や記念品も展示されています。

昔良く見た養殖業者のマネキンとあかごすくいの網が展示されている写真

昔懐かしい、昔良く見た養殖業者の姿とあかごすくいの網。懐かしいわー

桶など金魚を出荷するのに必要な道具類が展示されている写真

金魚を出荷するのに必要な道具類です。

箱本館所蔵品の「新城神社金魚守護大神」のお札が展示されている写真

珍しい御札を見ました。この御札は箱本館所蔵品です。

風鈴など様々な金魚グッズが展示されている写真
扇子や団扇・マグカップなど様々な金魚グッズが展示されている写真

金魚グッズの展示

民博企画展「金魚と暮らす」を取材するマスコミ関係者を写した写真

マスコミ関係者の方も取材に来ておられました。
郡山の金魚、もっと宣伝してほしいなあ、と思いました。