まちかどレポート375

まちかどレポート375 サモアからのレポート(海外特別版)
(by 海外レポーター 池下)
サモアからレポートします!(平成26年8月12日掲載)
まちかどレポートの特別版として、大和郡山市から平成26年7月にJICAボランティア事業(青年海外協力隊)としてサモアに派遣され、現地の小学校教諭として活動をされている池下昌弘さんに、現地の様子をレポートしていただくことになりました。今回はじめて現地からレポートが届きましたので掲載します。
はじめまして。7月より青年海外協力隊として南太平洋に浮かぶ小さな島サモアに小学校教諭として派遣されている池下昌弘です。まちかどレポーターとして、大和郡山ではなくサモアのまちかどを紹介していきたいと思います。

まずはサモアの場所から(上地図の矢印の先にあります)。飛行機でニュージーランドのオークランド経由で約1日かかります。もう少しアップにしてみると…

こんな感じ(上地図)です。大きな島が二つあります。右側が首都アピアのあるウポル島。左側がサバイイ島。私の任地は左側のサバイイ島にあるイバ小学校です。(島の右下にある小さな星マークのあるところです)
ところで「サモア島の歌」という歌があるのをご存知でしょうか。「青い青い空だよ 雲のない空だよ サモアの島 常夏だよ~」という歌です。その歌の通り、空や海は青く、とても美しい自然が広がっています。



ココナッツ、パパイヤ、ブレッドフルーツの木は周りを見渡せばそこら中にあります。そしてサモア人の主食タロイモも。
サモア人はとてもフレンドリーで、道を歩いていたら知らない人でも「Malo!」(こんにちはという意味のあいさつ)と言って手を振ります。笑顔がとても素敵な優しい人たちです。サモアに到着してから、首都アピアで現地語であるサモア語の研修を受けていました。そして1週間ウポル島の南にある村でホームステイ体験。サモアの伝統行事アバセレモニーを体験したり、サモア料理を食べたり、歌やダンスを習ったり…そして8月に任地に赴任してきました。
次は任地の紹介。アピアからバスに乗って1時間。フェリーに乗って1時間半。そこからまたバスに乗って30分でイバという村に着きます。その村にある唯一の小学校イバ小学校が私の任地です。

2009年に日本政府の支援で建設された小学校です。校舎に「JAPAN」の文字があります。私はここで算数と理科の支援をすることになっています。サモアの小学校は8年間あります。英語が公用語なので、小学校1年生から英語を学習し始めます。そして7年生と8年生になるとほとんどの授業が英語で行われます。私自身、今はまだまだサモア語が話せないので、7年生と8年生の支援が中心となりますが、6年生以下の子どもたちへの支援もできるように、サモア語の学習も続けていきたいと思います。
以上、サモアからお届けしました。
更新日:2021年03月19日