まちかどレポート377

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート377 あなたも、今日からマジシャンに(郡山マジッククラブ)

(まちかどレポーター 安江)

あなたも、今日からマジシャンに(三の丸クラブ・郡山マジッククラブ)(平成26年8月29日掲載)

マジックを披露する男性の写真

大倉会長から、「1年ほど前に小学生が初めて加入して、それを機会に会員が増えてねぇ」とお聞きし、マジックができる小学生に興味をもち、クラブを訪問しました。

当日は、新聞のチラシを細かく破いて、最後に復元するトリックを練習されていました。

部屋に集まる人々の写真
マットの上に広げられたトランプの写真
トランプを持つ男性の写真
机の上で広げられるトランプの写真

ネタが分かると、なるほど私もできるかな?と思いきや、じ~っとみつめる多くの人の目を欺くことは簡単ではないようです。技術はもちろんのこと、演技力や見る人を操る巧妙な心理技も必要なのでしょう。

郡山マジッククラブの活動風景をとらえた写真

クラブの発起人という八房さん(日本南京すだれ協会 八房流でもあるようです)から、「お客さんのリアクションが最高です。練習して「自分で楽しむ」から、「魅せる技」へ。このクラブは2002年にでき、今や小学生から80歳まで、16人の会員がいます」と、教えていただきました。

会いたかった小学生は、今や郡山西中1年生となった下栗(しもくり)君。昨年の7月に当クラブの活動を知り、練習を重ね、持ちネタも10以上あるようです。みなさんと同様、市内の福祉会館や民俗博物会館、また市外の老人ホームやホールにも出演しているようです。

ハンカチを使ったマジックを披露してくれたあと、私の横の椅子に座って、直径2センチメートルほどの1つの小さな赤い球を、2つにしたり1つにしたり…。

ボールを持つ男の子の写真
マジックを披露する様子の写真

鮮やか! すご~い! 驚きの最大級!
あいた口がふさがらない私の顔を見て、にっこりほほ笑んだ下栗君。

マジックのタネは秘密の状態が最も美しいのでしょう、みごとに騙されました。マジックって、こんなに簡単な見せ方があって面白いものなのか、と感動しました。

見ることの楽しさ、そして演じることの楽しさを知って、マジックの魅力が深まっていくのでしょうか。家族や友達、親戚が集まったときには、下栗君はちょっとした人気者でしょう。

あなたも、トランプやコップ、輪ゴムのような身近な品だけでもカッコいいマジシャンに変身、あっという間にヒーローになれるかもしれません。郡山マジッククラブは、毎月第1・3土曜日(9時30分~11時30分)、三の丸会館で練習をしています。(連絡先:電話番号090-6738-7127・松下)

郡山マジッククラブと書かれた案内板の写真