まちかどレポート378

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート378 県立民俗博物館コーナー展「戦時下のくらし」~後世に何を語り継ぐべきか

(まちかどレポーター 丸山)

後世に何を語り継ぐべきか?答えを求めて、県立民俗博物館コーナー展「戦時下のくらし」に行く(平成26年8月29日掲載)

陳列された様々な展示品の写真

奈良県立民俗博物館で開催していた、コーナー展「戦時下のくらし」(会期:平成26年8月2日(土曜日)~9月7日(日曜日))へ行きました。
展示ケース2つ分の小さな展示で、あまり目立たないのですが、興味深い展示です。
写真を撮ってきたので少し紹介します。

展示された戦時国債と説明の写真

戦時国債

展示された千人力と説明の写真

千人力

展示された千人針と説明の写真

千人針

展示された召集令状関係の品と説明の写真

召集令状関係

展示された国防婦人会等の幟の写真

国防婦人会等の幟

展示された軍服・靴・ゲートルの写真

軍服・靴・ゲートル

展示された衣料切符と説明の写真

衣料切符

展示された戦時中の品と説明の写真

防空頭巾等

今回、召集令状の本物を見たとき、強烈な印象を受けました。現代に生きる私たちは、後世に何を語り継ぐべきか?戦争の無い平和な時代を今後も継続するのに、何をなすべきか、何を語り継ぐべきか等々、数多くの考えるヒントを得た素晴らしいコーナー展でした。

一見の価値十分ありです。コーナー展「戦時下のくらし」を覗いてみることを勧めます。

主な展示物

  1. 戦時下の暮らし関係(武運長久を祈る千人力、千人針等の展示)
  2. 出征関係(召集令状・同受領書、軍服、靴、ゲートル、奉公袋等)
  3. 銃後の守り関係(戦中の教科書、防空頭巾、国防婦人会・愛国婦人会・女子青年団等の旗、戦時国債、衣料切符等)