まちかどレポート226

更新日:2021年03月19日

ページID 2749
まちかどレポート

まちかどレポート226 フリーハイキング開催

(まちかどレポーター 丸山)

駅長お薦めフリーハイキング「大和郡山城の外堀と大和郡山市『親子まつり』を訪ねて」(平成23年11月8日掲載)

11月3日(文化の日)、近鉄電車主催のフリーハイキング「大和郡山城の外堀と大和郡山市『親子まつり』を訪ねて」が行われました。

近鉄郡山駅前のイベント会場に集まる人達の写真
フリーハイキングの写真が貼られている「親子祭り」のボードの写真

このハイキングは、1つには豊臣秀長が創造した城下、当時の雰囲気が残る大和郡山をボランティアガイド同行での案内により、歴史背景を想像しながら城下町・大和郡山の魅力を楽しんで散策し、「金魚とお城のまち大和郡山」の歴史・文化を、ゆっくりゆったり堪能することだそうです。あわせて、同時に同じ日に開催されていた「親子まつり」にも参加できるというもので、子ども同伴での参加も大歓迎という企画になっていました。

受付で案内地図等を受け取る人達の写真
外堀めぐりに出発し商店街の入り口を横切る人達の写真

この日、受付で案内地図等を受け取った人は、なんと830名で、その半数近くが市観光ボランティアガイドの案内で、外堀めぐりに参加されました。開始予定前の9時過ぎから、すでに多数の方が受付待ちとなり、予定を早め、9時20分にはハイキングがスタートしました。
予想を大幅に超える参加があり、何時も専ら写真担当の僕も、急遽ガイドとして、最終の11時から20名あまりの参加者を案内することになりました。

泥が池に泳いでいるたくさんの金魚の写真

この日は、スタートから約3時間、15時前まで説明とガイド役でしたので、今日のレポートと写真は、「最初の近鉄郡山駅での受け付け風景」と、「薬園八幡神社」と「尼が池下の金魚田」だけになってしまいました。ひとり二役は難しいですね。

でも、郡山駅でお別れするとき、「今日は楽しかった。」「来年春、桜のころ、必ず来ます!」と笑顔でいって頂いて嬉しかった!

ぜひまたお越しください。

薬園八幡神社では、神社の由緒について、拝殿におられた平田宮司さんに教えて頂きました。
お話では、奈良東大寺の大仏造営にかかわり、九州の宇佐八幡大神が大いに力を発揮することを願い、宇佐から八幡大神を大和に勧請しました。勧請にあたり、平城京の南、薬園八幡神社の現在の地より北約1キロメートルの「梨原の薬園新宮内」に宇佐八幡大神を迎え、その後、東大寺へ遷座の際、後神霊の分霊が当地にとどまったのが薬園八幡神社のそのものの始まりだそうです。

薬園八幡神社でお参りをする参加者の写真
薬園八幡神社に祀られている2匹の狛犬の石像の写真
歴史を感じる襖や複数の肖像画がある薬園八幡神社の拝殿の写真
薬園八幡神社の平田宮司の写真
黒く歴史を感じる梁の彫刻の写真

また、安土桃山時代の「蛙股」や「三十六歌仙」等についても教えてもらいました。
参加されたみなさんも喜んでいらっしゃいました。いつも丁寧に説明いただきありがとうございます。

個人的な感想としては、今回電鉄会社の「発信力・集客力」の大きさに改めて感心し、今後、各種イベント開催に関わって提携等を考えることも必要かなと思いました。
また、近鉄のみなさんの話では、ガイド同伴のハイキング企画は今回初めてであり、多数の方々が参加されてよかったとおっしゃっていました。

当日のコース(約7キロメートル)

近鉄郡山駅→紺屋川→(箱本館「紺屋」)→薬園八幡神社→外堀緑地公園→常念寺裏堀跡→高付上池→広島下池→代官池→(あぜ道の金魚池)→尼ヶ池→鰻堀池(西公園)→大納言塚→近鉄郡山駅