まちかどレポート235

更新日:2021年03月19日

ページID 2740
まちかどレポート

まちかどレポート235 認知症の介護で、家庭はどうなるの!~認知症を考える集い

(2011年11月28日撮影)(まちかどレポーター フリーター・K)

認知症の介護で、家庭はどうなるの!「認知症を考える集い」に150人(平和公民館)(平成23年12月7日掲載)

舞台でテーブルを囲んで演劇をする4人の人達の写真

認知症になっても住み慣れたところで安心して暮らせる地域にするために、みんなで一緒に考えましょう!との呼びかけに、地域のみなさんが大勢集まりました。

「認知症」は、よく聞く言葉ですが、実際に家族が認知症になったら、「昼間誰もいない家で誰が介護するの? 認知症になると何も分からなくなるの?」 という疑問はありませんか?

市地域包括支援センターと特別養護老人ホーム(「大和園平和」)が、地域の民生委員さんたちを交えて、認知症患者と家族の実話を基にした劇「おばあちゃんの肉じゃが」(同センター職員の作・演出)を上演し、認知症の正しい理解を呼びかけました。

ちゃぶ台を挟んで演劇を披露する2人の写真

すごいなあ! 平和地区に天才女優と男優を発見!

舞台上で天を仰ぐ男性と下を向く女性の写真
舞台上のテーブルを囲む3人の人とその後ろで立つ1人の写真

スポットライトを浴びて、不安な心をせつせつと語る認知症患者「お舟ちゃん」

舞台上で黒い服を着た男性が正面を向いている写真

いつも「お舟ちゃん」に優しい言葉をかけて料理も手伝ってくれる孫の「鱈介君」

二人のナレーションが絶妙でした。

心にジ~ンときていると、隣で見ていた人が「うまいなァ。認知症がよう分かったで!」とつぶやきました。(ホント!)

劇が終わった後は認知症の医学的解説と予防の話。

舞台上で冊子を片手に読みあげている女性の写真

地域の高齢者のサークルの紹介を各会長さんたちが紹介し、参加を呼びかけました。

認知症予防のチラシの写真

最後に真っ赤なトレーナーも若々しい音楽療法士や日本ミュージック協会の皆さんが歌に楽器(鈴・鳴子)に、座りながらできる簡単な筋トレを披露し、最後にシャボン玉は、こんなにも大人の心を癒してくれるものだったことを、教えられました。

赤い服を着た女性が座っている男性に説明している写真
舞台上で踊っている人に向かって観客たちが手を挙げている写真

地域の中で聞く話は意義があり、 楽しくて学ぶことの多い「集い」でした。
(私も劇に参加して、台詞の覚えることの難しさと脳トレ体験に感謝、でした。)

高齢者の介護や認知症のことなど

高齢者の介護や認知症のことなどについて、相談・お問い合わせは、「地域包括支援センター」へ。

大和郡山市地域包括支援センター

住所:大和郡山市植槻町3番4号
電話番号:0743-55-7733
ファックス:0743-55-6831
ご利用時間:月曜日から金曜日(祝日・休日を除く)の8時30分~17時15分