まちかどレポート251

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート251 郡山発祥の"キララ"、人気です!

2012年4月5日撮影 (まちかどレポーター 安江)

郡山発祥の”キララ”、人気です!(平成24年4月27日掲載)

色とりどりのビーズでできたボンボンの写真
シャボン玉を浮かばせて笑う赤いTシャツの女性の写真

”キララ”が人気だと聞いて、取材に来たら、「アラッ、トレードマークの赤いTシャツとシャボン玉のお姉さん・仲谷さん(写真)…」が、にこやかに出迎えてくれました(以前に、「まちかど」に写真を掲載させていただきました)。

キララの球を両手に持って笑うエプロン姿の女性の写真

”キララ”は、90個のビーズを球形に編んだ中に鈴が入っています
(作っておられる東さん(写真)に、”発祥は郡山です。”と教えていただきました)

「ボール」は手の中にすっぽり入る大きさ(直径5センチ)で、持ちやすいのがグッドでした(適度に固いのがいいですね)。両手に1個づつ握って、手首の回転運動にも、指の筋力運動にもなります。

この日は、高齢者施設の音楽療法に”キララ”を使っていました。

プラスチックの箱に入った色とりどりのキララの写真
キララを両手に持って踊るエプロン姿の女性の写真

手作りの楽器として、色とりどりのボールとして、まるで綺麗なお手玉のように、踊りやレクレーション、機能訓練等々に、多目的に使われているようです。

公民館ホールでキララを使って体操をする白い服の人たちの写真

公民館でも、東さんたちが”キララ”を使った体操を紹介されていました。

楽しそう!
みなさんの笑い声、満面笑顔…
この雰囲気の中からいろんなアイデアやモノが生まれてくるんですね。

”キララ”は4年前に、簡単な手作り楽器となる”モノ”つくりから生まれたそうです。

椅子に並んで座りながらキララを手に持つ人たちの写真
キララを手に持ちながら万歳のポーズをする人たちの写真

実践現場やワークショップで使ったことから広がり、全国各地の音楽療法でも使われるようになったそうです。

口コミで広がり、作った総数はナント!!
6,000個を越えるというすぐれもの。

先日も、眼の不自由な子どもさんのお母さんから、『子どもが通う施設で、みんながとても喜んで使っています!』と、お礼の電話があったそうです。

キララを振りながら思い思いのポーズを取る人たちの写真

地域で、現場で生み出された”キララ”です。

この終始笑顔と爆笑&音楽に、参加者の女性(70歳代)は、
「私は、一人暮らしですが、ここに参加させていただいて楽しくて、涙がでるほどうれしいです。」と感想を語っていただきました。

”キララ”に関心のある方は、市地域包括支援センター(担当:胡内さん、電話0743-55-7733)へお問い合わせください。