まちかどレポート272

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート272 賑わう夏祭り(天満宮・茶町)

2012年7月25日撮影(まちかどレポーター 安江)

賑わう夏祭り(天満宮・茶町)(平成24年8月14日掲載)

天満宮の提灯の下を潜るピンクのシャツを着た女の子と手を引く大人たちの写真

茶町に学問の神様、天満宮があるのを知ってますか?
菅原道真を祀った神社です。

7月25日(水曜日)の夕方、本宮をのぞいてみました。
最近は、子どもが少なくて、自治会のイベントもできなくて頭が痛い!という声をあっちこっちで耳にしていたので、境内に入って子どもの多いのにびっくり。

地域の人たちが、みたらし団子やかき氷、焼きそば、トウモロコシの夜店を出しています。
また、愛想のいい地域のお兄さんやお姉さんが、バスケットゲームや射的の出店を開いていました。

鮮やかな青色のシャツを着た女性が串刺しにしたお団子を分けながら微笑んでいる写真
射的の隣りで微笑んでいる青いシャツを着た女性の写真

そういえば、浴衣を着て夜店で買ったリンゴ飴や焼きそばの味は、子どもの時の懐かしい想い出と共に忘れられない「祭りの味」です。

「昔は茶町のこの道も、所狭しと露天商がズラリと並んでいたんですよ。それは、活気がありましたわ。
いつのまにか、出店もなくなり寂れてきたので、地域の人が中心になって5年ぐらい前から出店を出すようになりました。来てくれる子どもの数も増えてきました。
子どもが大勢来てくれて賑わうと、地域が元気になり活気が感じられます。」と、祭り実行委員長の服部さんが話してくれました。

今年は、富くじも作られ、「菅原道真賞」や「天満宮賞」「梅賞」「福賞」「富賞」などの景品が沢山並んでいました。

天満宮でお守りを売っている年配女性と年配男性の写真

「道真賞の中身は、何ですか?」と聞くと、なんと ”招福・お茶セットと商品券”でした。

工夫と楽しみがつまった夏祭り、24日の宵宮には、子ども御輿が出たようです。

北小学校の児童たちの書画展もありました。

浴衣を着た女の子が自分で書いた書道の作品の前に立っている写真

「これは私の作品です」

境内では、ゲームを楽しむ子どもたちや、ゲームで取ったおもちゃで遊ぶ子どもたちの楽しそうな表情を見てください

黄色いパンツを履き、青いシャツを着た男の子とグレーのシャツを着た男の子が遊んでいる写真
二人の女の子が楽しそうに微笑んでいる写真
青いシャツを着た男の子と獲得したゲームを掲げて微笑む男の子の写真
かき氷を食べている女の子と射的を楽しむ男の子とそれを見ている子どもや大人の写真

「昨日も来た!」と、夏の風物詩のかき氷で涼を味わう子どもたち

赤いシロップをかけたかき氷を美味しそうに食べている女の子の写真
かき氷を片手に二人の女の子が微笑んでいる写真

みんな、サービス満点の表情で、カメラの被写体になってくれました。
子どもの笑顔は最高です!

三人の女の子が楽しそうに微笑んでいる写真

天満宮のある”茶町”は...
「...茶を扱う商人の住んでいた町。豊臣秀長は、城下町繁栄政策として、同業者の集まりの町を形成し、営業上の独占権を与え、商工業保護に力をいれた。...安永3年(1774)12月に雑穀町から出た火が、この町あたりまで類焼している。...」(資料:「ふるさと大和郡山 歴史事典」)

歴史のある城下町・郡山。
風情のある”まちかど”からのレポートでした。