まちかどレポート281

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート281 男性料理から学んだことは…

2012年9月24日撮影(まちかどレポーター 安江)

男性料理から学んだことは…「まほろば学級」(平成24年10月3日掲載)

レシピを片手に持ちながら真剣に眺めている男性3人の様子の写真

退職をした人たちが、新しい仲間と健康な体をつくろうと集まった「まほろば学級」。この学級から”男性料理教室をレポートして!”と声をかけていただきました。
学級には女性がいますが、料理教室は男性のみです。
そして、先生もいません。

レシピを見て作戦会議をしている様子の男性たちの写真

時間にギリギリセーフで駆けつけて、調理室(保健センター「さんて郡山」)を覗くと誰もいません。
「アレ?」
隣の部屋から声が聞こえました。

雪平鍋で煮込んでいる様子の3人の男性の様子の写真
レシピをチェックしている男性と分量を確認している2人の男性の様子の写真
パットに敷き詰められたひき肉をナイフで等分して丸めている様子の写真

エプロンと三角巾をつけた男性たちが、料理の手順を確認しています。
(会議用の椅子と机にお茶付きです。”さすが何十年の企業戦士、何を論じ、何を創るの?”と興味津々です)

「家でやったことがない」といいながら、レシピはなかなかのものです。

手前の男性が肉団子を作り奥の男性が雪平鍋で煮込んでいる様子の写真
レシピを見ている男性と横からチェックをしている男性の様子の写真

「手を止めないで、聞いていいですか? 順調ですか?」
「アウンの呼吸でやっています。大事なことは、途中で味見をしないことです」
…なぁんて自信があるのか無いのか、…余裕はたっぷりです!
みなさん、各々レシピを熟読しながらの”ものづくり”。
着々と、要領よく和気藹々に調理をして、ちょうど12時にできあがり。

完成したなすとトマトの煮込み肉団子とフランスパンとデザートの写真

私も、いただきました!
茄子&トマト、肉の”こく”とが上手く混ざり合って、酢の隠し味?も夏のさっぱり系で美味しかったです。

みなさんの”料理の到達目標”を、いくつか紹介します。

  • 「月1回、奥さんの代わりに料理をしたい」(遠藤)
  • 「何があっても困らないようになりたい」(M.H、金井)
  • 「おいしいビールのつまみを作りたい」(本家)
  • 「カミさんを越えて、鼻をあかしたい」(山辺)
  • 「男性のこだわりの美味しい物を作りたい」(奥井・T.N) などなど。

茄子の乱切りって何? 塩少々ってどれぐらいのこと?の疑問に、常識も経験の積み重ねです、と(偉らそうに)思っていましたが・・・。みなさんの、あせらず・無理せず、常識にとらわれない発想と工夫で、ものづくりを愉しむ態度は、目からウロコでした。

ちなみに例会の課題発表のテーマは、時事問題の発表に続いて、自分を語る(幼少期・現役期・定年後)、でした。これもちょっと興味がわきました。定年退職後に、健康で自由時間を仲間と愉しむ人たちの”人生は今が最高潮!”と感じたまちかどレポ-トでした。(連絡先は奥居さん(0743-55-1103)まで)