まちかどレポート281

まちかどレポート281 男性料理から学んだことは…
2012年9月24日撮影(まちかどレポーター 安江)
男性料理から学んだことは…「まほろば学級」(平成24年10月3日掲載)

退職をした人たちが、新しい仲間と健康な体をつくろうと集まった「まほろば学級」。この学級から”男性料理教室をレポートして!”と声をかけていただきました。
学級には女性がいますが、料理教室は男性のみです。
そして、先生もいません。

時間にギリギリセーフで駆けつけて、調理室(保健センター「さんて郡山」)を覗くと誰もいません。
「アレ?」
隣の部屋から声が聞こえました。



エプロンと三角巾をつけた男性たちが、料理の手順を確認しています。
(会議用の椅子と机にお茶付きです。”さすが何十年の企業戦士、何を論じ、何を創るの?”と興味津々です)
「家でやったことがない」といいながら、レシピはなかなかのものです。


「手を止めないで、聞いていいですか? 順調ですか?」
「アウンの呼吸でやっています。大事なことは、途中で味見をしないことです」
…なぁんて自信があるのか無いのか、…余裕はたっぷりです!
みなさん、各々レシピを熟読しながらの”ものづくり”。
着々と、要領よく和気藹々に調理をして、ちょうど12時にできあがり。

私も、いただきました!
茄子&トマト、肉の”こく”とが上手く混ざり合って、酢の隠し味?も夏のさっぱり系で美味しかったです。
みなさんの”料理の到達目標”を、いくつか紹介します。
- 「月1回、奥さんの代わりに料理をしたい」(遠藤)
- 「何があっても困らないようになりたい」(M.H、金井)
- 「おいしいビールのつまみを作りたい」(本家)
- 「カミさんを越えて、鼻をあかしたい」(山辺)
- 「男性のこだわりの美味しい物を作りたい」(奥井・T.N) などなど。
茄子の乱切りって何? 塩少々ってどれぐらいのこと?の疑問に、常識も経験の積み重ねです、と(偉らそうに)思っていましたが・・・。みなさんの、あせらず・無理せず、常識にとらわれない発想と工夫で、ものづくりを愉しむ態度は、目からウロコでした。
ちなみに例会の課題発表のテーマは、時事問題の発表に続いて、自分を語る(幼少期・現役期・定年後)、でした。これもちょっと興味がわきました。定年退職後に、健康で自由時間を仲間と愉しむ人たちの”人生は今が最高潮!”と感じたまちかどレポ-トでした。(連絡先は奥居さん(0743-55-1103)まで)
更新日:2021年03月19日