まちかどレポート284

まちかどレポート284 「金魚の泳ぐ城下町、綺麗な町・郡山」に
(まちかどレポーター 安江)
「金魚の泳ぐ城下町、綺麗な町・郡山」に(平成24年10月22日掲載)

第3金曜日の朝に紺屋町を通ると、決まって紺屋川を掃除する人たちを目にします。
近くのお店の「こちくや」さんや、箱本館「紺屋」の職員さん、そして観光協会の職員さんでした。
藺町線の道路の東側の川にも、作業着のお兄さんが2人、入っています。

「改修かな?」
一輪車から、川幅より少し短い四角い木に柄をつけた用具を取り出し、川底の藻を削っています。一輪車には竹箒やゴミ袋等掃除グッズが、いろいろ積んであります。
「何してるんですか?」
-「川掃除です。」と気さくに、さわやかな笑顔で答えていただきました。
「仕事ですか?」
-「ボランティアです。」
「いつからですか?」
-「藺町線の道路工事が終わってからですから、3年ぐらいになります。」
「どうして掃除を始めたんですか?」
-「郡山の町は中近世の名残が残った歴史の町、散策をしながら町並みを愉しめる町です。藺町線の白壁の建物が美しい町です。町が綺麗になることは、できるだけ続けていきたいと思って、月1回ですが掃除に参加しています。できるなら、金魚をたくさん泳がせたいですね。水位が低いと、カラスなどに食べられてしまうんです」
と、話をしながら草を抜き、川底を掃き、ごみを拾うことをあたりまえのようにされているお二人。

藤本建設のヤッピーさん(安井さん)と西谷建設のテラッチさん(寺山さん)。
なかなかできないこと・・・と思いながら帰りに、「こちくや」のお店を覗いてみると、見る度に新しい商品が増えています。いろんな言葉を書いたポイが所狭しと並べてありました。



そして、見つけました!
ヤッピー&テラッチの人柄や笑顔を思い出させるような言葉を。
これです!

今日は、朝からさわやかな気分になりました。
ヤッピーとテラッチさん、毎月紺屋川を綺麗にしていただいて、ありがとう!
城下町・郡山と金魚に愛着をもってくれてありがとう!

紺屋川の金魚を鳥から守るアイデアを、みなさん考えてくださ~い。
(ヤッピーたちに負けじ、と私も1つ考えました。観光協会に提案してみるつもりです)
(2012年9月21日撮影)
更新日:2021年03月19日