まちかどレポート289

まちかどレポート289 こおりやま音楽祭2012「樂」
(まちかどレポーター 辻尾)
「こおりやま音楽祭2012 樂(がく)」(平成24年11月9日掲載)
10月27日(土曜日)、28日(日曜日)の二日間にわたって、「第4回 こおりやま音楽祭2012 樂」が市内あちこちの会場を舞台に開催されました。


今年のテーマは「彩(いろどり)」ということで、やまと郡山城ホールの大ホール、小ホール、レセプションホールをはじめ、三の丸会館前のステージや、箱本館「紺屋」他、屋内外のあちこちでさまざまなジャンルの音楽が流れ、まさに市内が音楽に彩られた2日間でした。

屋外のコンサートでは、通りかかった方々も足を止め、演奏者の皆さんと一緒になって音楽を楽しんでおられました。



また、ホール内のコンサートでも次から次へとバラエティ豊かな団体が登場し、お客さんが総立ちで手拍子をしたり、一緒に歌ったりと大いに盛り上がる場面も随所に見られました。


特に大ホールで行われた1日目の天理教校学園高校のマーチングバンドや、2日目の大阪桐蔭高校の吹奏楽は、開場前からお客さんの大行列が外まで続いているような状態で、たくさんの方がすばらしい演奏に耳を傾けておられました。
私も、中学・高校と吹奏楽部に入っていましたが、どちらの高校も全国レベル、さらには海外のコンクールや大会で数々の賞を獲られており、今回それを身近に聴くことのできる貴重な機会となりました。


少し変わったところでは、箱本館「紺屋」で27日夜に行われたステージです。箱本館は昔の藍染商の商家を再利用した建物ですが、その中で聴く音楽は普段とはまた違った雰囲気がありました。


28日のフィナーレでは準備や運営に尽力されたボランティアの方々がステージに上がり、大阪桐蔭高校の演奏をバックに観客のみなさんと一緒に「翼をください」を歌い、2日間の音楽祭は大盛況のうちに幕を閉じました。


2日間にわたって80以上の団体が参加され、時間の都合上全ての団体を見ることはできず、一部しかレポートできていませんが、ご了承ください。
更新日:2021年03月19日