まちかどレポート102

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート102 10月の俳句

(まちかどレポーター フリータ・K)

10月の起久さんの“こおりやまの俳句”(平成22年10月26日掲載)

草むらに咲いたたくさんの満開の赤い彼岸花の写真
刈られた田んぼに束ねられたいくつもの藁の写真

あなたは、10月から何を連想しますか?
起久さん(下三橋町)の俳句に、10月は『神無月(かんなづき)』 だから神さまは不在で、願い事は聞いてもらえない、との句がありました。な~んだ! どうりで私の願い事は届かなかったはず。神さま、神さま!これから神さまは神社でなく、ず~と私の心の中にいてください。

それでは、起久さんの10月のイチオシ俳句は、これです。

『お城跡の五軒屋敷の新松子(しんちぢり)』

一本の松の枝をクローズアップした新松子の写真

俳句をいただき、緑の新松子(=まつぼっくり)を探しました

『白萩や 廓格子の残る町』

繊細な木造の格子が美しい日本家屋の入口の写真
野原に生い茂る小さな白い花が咲いている草の写真

なるほど、白萩は城下町に風情をもたらします(イメージ写真)

『朝霧や 環濠添ひの通学路』

住宅街の近くの川の写真

この道を、数え切れない古の人たちが歩いていたんですね

11月も”こおりやまの俳句”をお楽しみに!