まちかどレポート103

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート103 紺屋川の金魚が大きくなりました!

(まちかどレポーター フリータ・K)

紺屋川の金魚が大きくなりました!~こおりやまのビューポイント・紺屋町~(平成22年10月26日掲載)

川の中で、たくさんの金魚が泳いでいる写真

紺屋町には、城趾の堀から流れてくる水路(紺屋川)があります。
石で組んだ水路と橋、江戸時代から続いた藍染め商の町家を利用した「箱本館」。
この町の風情は、城下町『こおりやま』のビューポイントの1つです。

観光の町・こおりやまをきれいに!と、観光協会のみなさんが地域に呼びかけて昨年8月から紺屋川の掃除を始めました。

数名の人が、川の中に入って掃除をしている写真
白地にピンクの金魚がプリントされているTシャツを着ている人の写真

どこの人?と思ったら、紺屋町とクロスする藺町線の道路工事をしておられる人たちも参加しておられました。「金魚にはまってるんですわ」と、かわいい金魚をデザインしたTシャツも自前です(写真)。

この掃除、いまでは月1回(第3金曜日・8時30分~9時30分)定例になっているということです。よかったらあなたも、紺屋町に集合してください!

掃除をしていた観光協会事務局長が「ちょっと写真に撮って!すごいわ」

川の中で、しゃがみこんで大きな石を触っている男性の写真

なんと、川の中に巻き貝がいたり、エビがたくさん泳いでいるではありませんか。

手のひらに、巻貝が二匹乗っている写真
軍手をしている手の上に、一匹のエビを乗せている写真

水もきれいになって3センチほどだった金魚も7センチほどに成長し、流れないで紺屋川の水路に住みついています。

「毎回100匹ほど放流しています」とのことです。いまや紺屋町を通る人も、「おっ、金魚がいるいる」と、川をのぞいて楽しんでいます。

屋根についたアンテナに、一羽のカラスが留まっている写真

…でも、どの世界にも天敵が。水が少ない日は川を覗くのは通行人だけではないんです。なんとカラスが金魚を狙っているとか。いました、いました、掃除の日も屋根の上にカラスが。

川の中で、数匹の金魚が泳いでいる写真

…生きにくいのは金魚も同じなんですね。