まちかどレポート181

まちかどレポート181 訪ねてみたいアジサイの名所~矢田寺~
(2011年6月18日撮影 レポーター フリーター・K)
訪ねてみたいアジサイの名所 (矢田寺)(平成23年6月22日掲載)


先日の朝日新聞の『訪ねてみたい関西のアジサイの名所』のコラム記事の中に、矢田寺はNo.1にランキングされていました。
2位は宇治市の三室戸寺、3位は神戸の森林植物園です。
梅雨に映えるアジサイは、万葉集にも詠まれたり、雨に打たれてはすぐに散ってしまうはかなさが「沙羅双樹の花の色、盛者必衰…」という平家物語の一説に想いを誘います。


『 紫陽花の雨の雫を光らせて』


『 地蔵院 南北ありて額の花 』


『 紫陽花の藍の濃きより暮れ初むる 』
私も早速、雨が降った早朝、60種・1万株が咲き誇るという矢田寺のアジサイを撮影してきました。
珍しい種のアジサイをごらんください。








また、写真のアジサイから、色の移ろいと仏教の諸行無常の心を伝えることができるでしようか…。
写真と一緒に、久しぶりに「三の丸俳句会」の起久さん(下三橋町)の、アジサイを詠んだ句(上記)をお届けいたします。アジサイと併せて堪能ください。
「矢田寺前」への臨時バスは7月3日(日曜日)まで毎日、「近鉄郡山駅」から出ていました。(約20分)
問合せ:バスについては、奈良交通(電話0742-20-3100)へ、開花状況の問合せは、 市観光協会(電話0743-52-2010)へ、ということです。
更新日:2021年03月19日