まちかどレポート182

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート182 矢田寺の紫陽花観賞ツアーに行ってきました。

(まちかどレポーター 丸山) 

矢田寺の紫陽花観賞ツアーに行ってきました。(平成23年6月28日掲載)

「植物の声を聞こう!」と題する、「K-Pool Project」企画の郡山散策ツアー&ワークショップに参加してきました。
6月25日、太陽がガンガンと照りつける炎天下のもと、午後1時スタートしました。
当日の参加者は大半が現役学生やOBです、京都造形芸術大学の現役やOGの皆さんが多かったですね。総数20数名でした。

今回のワークショップは京都造形芸術大学の銅金教授を講師にむかえ、矢田寺の紫陽花を見学しながら、植物が発する音を聞く体験ワークショップです。
汗をかき、水分補給しながら、「サウナに入っているみたいやなあー!」「しんどいなあー!」と等々ほぼ全員が文句や愚痴を言いながら、一面の紫陽花が咲きほこる御影堂前の広場に集まって、植物が発する音を聞く体験ワークショップが始まりました。

今回のワークショップでは、プラントロンという装置等を使い、植物の発する声を聞くのです。
プラントロンとは、植物生体情報を得る装置で、葉の表面につけた電極から微弱な電位変化を取り出し、コンピューターで独自のソフト(プログラム)を実行させて解析するのです。

普段、決して聞くことのできない、しかしながら日々刻々と発している植物の声を「音と映像」を通して体験しました。静かでおとなしいイメージの強い紫陽花ですが、体験した音は「ダイナミックかつリズムの多様性」がいっぱいでした。
今回の不思議で感動的な体験を通して、自然に対する感性が少し広くなったように思いました。以下、当日撮ってきた写真を少し紹介します。

お地蔵様の周りに咲くあじさいの写真

たくさんの小さい地蔵さんと紫陽花の花が美しい。

青いあじさいと葉の写真

ブルーの美しい額紫陽花

屋外に集まる人々の写真

皆、紫陽花の声を聞いて感動です。

あじさいを見学する人々の写真

参加者自身が紫陽花にタッチし、紫陽花の発する音の違いを体感しました。

あじさいの前でパソコンを触る男性の写真

電極の固定やパソコンの設定が一番難しかったようです。

あじさいの前に立つ男性の写真

銅金先生の説明が始まりました。

たくさんの青いあじさいの写真

日の燦々と照る所の紫陽花に比べ、山間の紫陽花は美しく元気でした。