まちかどレポート192

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート192 フラワーセンターの「アオノリュウゼツラン」

(まちかどレポーター シャッターチャンス)

30~40年に一度だけ花をつける『アオノリュウゼツラン』(平成23年8月12日掲載)

30~40年に一度だけ花をつけるという珍しい植物『アオノリュウゼツラン』が、大和郡山市額田部南町の県フラワーセンターで開花しているとのニュースを見て、8月5日(金曜日)に出かけました。 アオノリュウゼツランの案内板には「メキシコ原産の多肉植物で、成長が遅く、100年に1度開花するという誤った認識からセンチュリー・プラントの別名があります。当センターでは、1年程前から葉先の枯れが目立ち始めており、葉に蓄積した養分が徐々に花の生長に使われたと考えられます。

また、「一度咲いた株は枯死するため、開花株の周りには10株程の子どもが育ち、世代交代に備えています。」と解説されていました。ちなみに漢字では『青の龍舌蘭』と書くようです。

『アオノリュウゼツラン』の枝の様子の写真
ぐんぐん育っている『アオノリュウゼツラン』の横に「奈良県フラワーセンター」の碑が立っている写真
ぐんぐん伸びて育っている『アオノリュウゼツラン』の写真

高さが約7メートルほどあり、木のカブ部分の葉はとても固くてアロエの葉のようで、多肉植物であることが分かります。
次に子株が生長して花を付けるのはいつでしょうか。見られるのかなあ。

職員の女性が魚に餌をあげている写真

蓮の花はまだ咲いているかなと水生植物を見に行くと、職員の方が魚に餌を与えていました。餌は何かなと見てみると、なんと”スイカ”でした。
小さく切って投げ入れると大きな口を開けて美味しそうに食べていました。
子ども達も私と一緒で、不思議そうに見ていました。

女性が虫取り網を持って子どもたちを誘導している写真
女性や子どもたちが花を眺めている写真

センターでは四季折々の花がきれいに咲いているので心が安まります。
しばらく花を観賞しているともっと心安まることに出会いました。
近くの「あすなら保育園」の可愛い園児達がやってきました。先生のお話をしっかり聞いている子、お友達とおしゃべりしている子、マイペースで行動している子、いろんな子がいていいなあ、と思わず微笑んでしまいました。とにかく可愛い。

大きなひまわりの花が三つ咲いている写真
緑のカーテンがびっしりと育っている写真

プロが育てた向日葵も立派でしたが、最近ブームの緑のカーテンもこんなにもカッコ良く育っていました。係員の方が黄色くなった葉を丁寧に取ったり、こんなに大きく蔓が伸びると毎日散水が必要で、ゴーヤーの生長をみて追肥もするそうです。手間をかけているので、ゴーヤーの実が鈴生りに実っていました。
私も家庭菜園で野菜を育てているので、いろいろ参考になる話を聞かせていただきました。