まちかどレポート193

まちかどレポート193 そうめん流し
(まちかどレポーター ジル)
そうめん流し(平成23年8月29日掲載)
「そうめん流し」が、奈良県立民俗公園でありました。
NPO法人やまと新発見の会の主催で、今年は、東日本大震災復興支援チャリティーとして実施されました。
暑さも和らぎしのぎやすい矢田の自然環境の中での一日でした。
まず100メートルの真竹の「そうめん流し」の様子を紹介します。
上田市長の挨拶と来賓の挨拶の後、上田市長が一番上からそうめんを流されて始まりました。

市長が挨拶の中で「大和郡山市のギネスに今日の“そうめん流し”を認定します。」と話されると、参加者から大きな拍手と笑いがおこりました。

スタートの瞬間です。


「冷たくて美味しい」 「おもしろい!!」

「おいし~い!」 「そうめん 大好き!」
「お母さんのより、ずーと美味しい。」「お父さんな、仕事休んで来てくれはってん、めっちゃ嬉しい。」

じぃっーと待っていますが、なかなか“そうめん“流れてきません。
「はやぁ~く!こ~い!」

100メートルの長さでは、下まではなかなか届きませんね。皆さん黙って待っておられます。

途中からも流れはじめました。スタッフの人とそうめんを茹でる人は大忙しになりました。

2箇所のかまどで、汗だくになって800束のそうめんを茹でておられました。
そうめんは三輪より800束、そうめんつゆは市内の商店よりの寄贈です。
そうめん流し終了後は、竹トンボを頂いて広場で家族そろって竹トンボ飛ばしを楽しみました。

竹トンボをもらって姉弟で飛ばす所です。お姉ちゃんは教えようとしましたが、 弟は一人で上手に飛ばしました。

子どもにやさしく教えているお父さんです…が童心に戻ってとても楽しそうですね。

親子で広々とした所で楽しそうです。竹トンボを飛ばしても安全で...よく飛んでいました。
竹トンボを飛ばした後は、自由に自然散策に出かけられました。
思う存分そうめんを食べて、笑顔いっぱいの顔で竹トンボを飛ばして無心に遊ばれている家族の姿に、東日本の被災地にも1日も早くこの様な幸せな時間が戻りますように。...と願いながら民俗公園を後にしました。
今日の参加費(1人500円)は、全額、日赤を通じて震災被災者の関係団体へ寄付されるそうです。
更新日:2021年03月19日