認定調査 確認の多い項目について
確認が多い項目ベスト5・Checkを間違えやすい項目・その他(H29)
確認が多い項目ベスト5・Checkを間違えやすい項目・その他 (PDFファイル: 384.2KB)
問い合わせが多い内容(事務連絡・R5)
問い合わせが多い内容(事務連絡) (PDFファイル: 184.5KB)
1-5 座位保持
定義:ここでいう「座位保持」とは、背もたれがない状態で10分間程度保持できるかどうかの能力である。
ポイント
保持できるかの能力判断
あいまいな特記
「調査時、背もたれにもたれていたので『支えてもらえればできる』とした。」
- 見たままの状態だけで評価していないか
- 「能力」の項目なので、背もたれがないと(自分の手で支えないと)保持できないのか、確認動作を行ったか。(確認動作の際、座面が柔らかい、バランスがとりにくい等の状況がないかに注意)
- 確認動作が難しい場合、理由や状況を確認したか(日頃の状況の確認)
確認後
「腰が痛くて2.3分毎に痛みがはしる為、背もたれに寄り掛からないと座位を保てない」
3-4 短期記憶
定義:面接調査日の調査直前にしていたことについて、把握しているかどうかのことである。
ポイント
調査直前に何をしていたのか(もしくは3点確認)と、日頃の状況の両方を確認
あいまいな特記
「3点確認が答えられなかったので『できない』とした。」
- 日頃も直前の事を忘れる事があるのか(もしくは時間が経つと忘れるのか)
- 日頃に違いがある場合、直前の事を忘れる事の方がより多いのか(頻度の確認)
確認後
「3点確認は答えられず、日頃も直前の事をすっかり忘れ直ぐに同じ事を聞いてくる事が何度もある。」
立会いの方への確認で、「日頃もよく忘れます!」と聞きとった時も注意!
→それは直後に忘れている? 忘れる事の方が多い??(‘よく’という表現は人によってイメージする頻度がまちまち)
5-3 日常の意思決定
定義:ここでいう「日常の意思決定」とは、毎日の暮らしにおける活動に関して意思決定できる能力をいう。
ポイント
- 日頃、意思決定していなくても(家族が決めている等)、あくまでも本人の能力に基づき判断【能力】
- 決定すべき内容を理解した上で、意思決定できるかどうか【理解力】
(要介護認定等の方法の見直しに係るQ&A【厚生労働省】問17より)
あいまいな特記
「介護保険のサービスの事など迷う事があるので、家族に相談している」
- 理解することが出来ず家族の説明等、支援がいる→「特別な場合を除いてできる」
- 理解し決定する能力はあるが、どうすれば良いのか相談している→「できる」
「普段発語は殆どないが、声かけにうなずく事がある」
- 理解はできておらず、ただ声かけに反応している。また、理解できているか判断がつかない→「できない」
- 理解した上で判断しうなずいている→「できる~日常的に困難」
認定調査員テキストと合わせてご確認ください。
この記事に関するお問い合わせ先
介護福祉課 介護給付係
郵便番号:639-1198
大和郡山市北郡山町248-4
電話:0743-53-1151(内線515)
ファックス:0743-53-1049
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更新日:2023年06月14日