コミュニティバス運賃の改定について(令和8年4月1日実施)
市内で運行する当市コミュニティバスについて、令和8年4月1日(水曜日)より以下のとおり運賃を改定します。
ご利用の皆さまにはご負担おかけしますが、ご理解いただきますようよろしくお願いします。
改定後の運賃
区分 | 現行 | 改定後 |
通常 | 100円 | 200円 |
小学生 | 50円 | 100円 |
障害者(注1)および介助者(注2) | 無料 | 100円 |
未就学児 | 無料 | 無料 |
注1…身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳のいずれかの所持者
注2…第1種障害者または精神障害1級の方の介助者(1名につき1名まで)
回数券の取り扱いについて
運賃改定後もお手持ちの回数券は、記載の額面分の運賃としてご使用いただけます。
現金と組み合わせてお支払いいただくこともできますので、そのままご利用ください。
運賃改定に至った経緯
当市のコミュニティバスは平成15年に城下町号の運行が始まり、平成20年に平和号、治道号の運行が始まりました。以降現在に至るまで、運賃は100円のまま継続しております。
この間、物価や燃料費は徐々に上がっており、最近では2024年問題や運転手不足もあり、人件費も含め高騰に拍車がかかっている状況です。
当市コミュニティバスについても例外ではなく、運行経費は年々増大しているほか、コロナ前と比較し乗客数も減少しており、運行経費から運賃収入を除いた「赤字」は年々拡大してきました。
運行経費の高騰に対して、民間の交通事業者では断続的に運賃改定を実施しており、当市内では一般的な路線バスの初乗り運賃が220円、タクシーの初乗り運賃が750円となっています。
こうした状況を鑑み、民間交通事業者との運賃格差を是正し均衡を図ることや、コミュニティバス事業の収支を改善し持続可能な施策とすることを目的として、運賃改定を実施するに至りました。
なお今回の改定内容については、事前に案を公表した上で市民の皆さまからの意見募集を行ったほか、各交通事業者等へもヒアリングを行った上で、市や住民代表で組織する大和郡山市地域公共交通運賃等協議会での協議を経て決定したものです。
更新日:2025年07月07日