まちかどレポート374

まちかどレポート374 民博企画展「金魚と暮らす」に行ってきました
(まちかどレポーター 丸山)
夏季企画展「金魚と暮らす」に行ってきました(平成26年7月29日掲載)

民俗博物館入口
7月24日、民俗博物館に出かけました。目的は夏季企画展を鑑賞することです。
学芸員さんの説明によると、企画展の狙いは、「金魚の一大産地の大和郡山市において、養殖道具を中心に金魚と人々のかかわりについて紹介する」事という説明でした。

企画展入口の壁。選手権大会のあゆみが良く分かりますよ。
展示は3コーナーに分かれていました。1番目のコーナーは全国金魚すくい選手権大会20年の歩み、2番目のコーナーは金魚を育てる道具・金魚を出荷するための道具等、3番目のコーナーは金魚を鑑賞するための金魚鉢等々が展示・解説されています。

展示を鑑賞していて、郡山で育った僕にとって、数多くの懐かしい風景が蘇ってきました。歴史的な経過をふまえた分析があれば、素晴らしい企画展になっていたとも思います。藩士の内職だったことの遺跡的側面、戦後の外貨獲得・輸出寄与、現状分析、未来の展望等にも触れてほしかったですね。でも、もう一度、じっくり鑑賞に来ようと思いました。見る価値は大きいですよ!!
また、関連イベント(列品解説(7月20日・9月7日)、映画「茜色の約束」上映会(8月9日・10日)、折り紙金魚作り体験(8月16日・17日)、金魚すくい体験(8月31日)、学芸員トーク(8月31日等)も実施されます。
みなさんも一度民博へ出かけてみては?金魚の今昔が良く分かりますよ。
企画展は9月7日(日曜日)まで開催されています。
少し写真を撮ってきました。
雰囲気が伝われば良いのですが…

選手権大会の賞状や記念品も展示されています。

昔懐かしい、昔良く見た養殖業者の姿とあかごすくいの網。懐かしいわー

金魚を出荷するのに必要な道具類です。

珍しい御札を見ました。この御札は箱本館所蔵品です。


金魚グッズの展示

マスコミ関係者の方も取材に来ておられました。
郡山の金魚、もっと宣伝してほしいなあ、と思いました。
更新日:2021年03月19日