まちかどレポート253

更新日:2021年03月19日

ページID 7457
まちかどレポート

まちかどレポート253 ぼくたちの作った「鯉のぼり」を見て!

2012年5月5日撮影(まちかどレポーター 安江)

ぼくたちの作った「鯉のぼり」を見て!(平成24年5月15日掲載)

並んで座る子供たちと、風に揺れる手作りこいのぼりの写真

端午の節句『元気!大和っ子まつり』が、4月22日~5月6日まで柳町商店街などで開催されました。

商店街に飾られる、こいのぼりの写真
青空の下風に揺れるこいのぼりの写真
五月人形の写真

この企画は、今年3月の「大和な雛まつり」に続き、町おこしとして市商工会と市観光協会が主催となって、柳町商店街・筒井プラザ商店街・周辺幼稚園などの協力を得て開催されたものです。

赤色を基調とした鱗を持つ白いこいのぼりの写真
様々な色をしたビニール素材の鱗をもつこいのぼりの写真
筆で模様が書かれたこいのぼりの写真
青、緑、朱色と様々な色の絵の具をにじませた模様のこいのぼりの写真
朱色の絵の具をランダムににじませたこいのぼりの写真

商店などに飾られた武者人形も立派でよかったですが、目を引いたのは幼稚園児の作った大きな鯉のぼり。

柳町商店街では、柳楽屋をはじめ20ほどの店舗に飾られ、大きな鯉(180センチメートル×50センチメートルほど)の鱗に自分の顔を書いたり、染めたり、ビニールを貼ったり、子どもたちの感性と個性と工夫が、色とりどりの「緋鯉」となって大空を泳ぎました。

子供たちが筆を使って赤い鱗の模様を書いている写真
子供たちがこいのぼりに薄紫、ピンク、水色の絵の具を使って色を付けている写真
子供たちが水色のこいのぼりに墨で模様を書いている写真

子どもたちは、発想・創作・色つかいの天才です。
商店街がミニギャラリーになりました。
ミロにもピカソにも負けない明るい色彩は、活気ある町おこしに大きな貢献をしたようです。

「4歳・5歳の園児で14匹作りました。墨や絞り染め・スポンジのスタンプなどで創作した、オリジナル鯉のぼりです。これをきっかけに、家族で町に出て作品を鑑賞し、町の再発見にもつながったようです。入ったことのない店に行くきっかけにも、店の人と出会うきっかけにもなります。 なにより、子どもたちの作品が町おこしに役に立ててとてもうれしいです。」と、郡山南幼稚園の森本園長が話してくれました。

うろこ状に配置された丸い枠に子どもたちの似顔絵が描かれているこいのぼり

 (写真提供:郡山南幼稚園)