まちかどレポート268

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート268 金魚すくいの極秘技を披露!(郡山南幼稚園)

2012年7月10日撮影 (まちかどレポーター 安江)

金魚すくいの極秘技を披露!(郡山南幼稚園)(平成24年7月31日掲載)

水槽の中で泳ぐ赤と黒色の金魚をすくおうとする子供たちの写真

先日開催された「金魚すくい選手権 第9回大和郡山市大会」で、郡山南小学校金魚クラブが、1位(現在、当小学校を卒業した中学生ですが、引き続き金魚クラブで活動中)と5位になりました。
なんと、この2チームは8月19日の全国金魚すくい選手権大会に出場するそうです!

この吉報を、園児に話してくれた『金魚すくいの田村名人(写真下)』は、園児たちに、最初に金魚の飼い方・育て方を教えてくれました。

金魚すくい選手権 第9回大和郡山市大会と書かれた垂れ幕を子供たちに見せる男性の写真

続いて、『市大会で優勝した「金魚クラブ」に続け!』と園児たちは、金魚のすくい方とポイの破れない極秘技(!)を教わりました。

椅子に座って金魚のすくいかたについて参加者の子どもたちに解説する男性の写真
ポイですくわれる直前の金魚たちの写真

ポイを水の中に入れる角度、動かす角度、ポイの上に金魚を置くタイミングなどなど、どれもがポイントのようです。

すくいあげた黒の出目金をこちらに見せる子供の写真

園児たちの真剣な眼差しと集中力、そしてすくった後の笑顔を見てください。
黒い出目金と赤い和金、どちらがすくいやすいのでしょうか?

「金魚すくい大会」には出目金はいませんが、当日の出目金は、和金より大きかったのですが、おとなしいのですくいやすかったようです。

小さめの青いたらいで泳ぐ金魚たちと、それをすくおうとする様子の子どもたちの写真

5~6分もすると、すくった金魚の数、さすが郡山っ子!

すくいおけ一杯の金魚を手に、こちらを見て笑う女の子の写真

ギネスブックに載りそうです。(すくった匹数の発表風景です)

画面中央で手を突き上げて笑う子供と、その周りで金魚すくいにいそしむ子供たちの写真

すくった金魚は家に持ち帰り大切に育てるそうです。
金魚をふ化させることも名人に教えていただきました。

…そういえば、今年のお城まつり前に、JR郡山駅付近で「広島から来ました。金魚を買って帰りたいのですが、どこへ行けば…」とご夫婦に聞かれました。

その時は、観光協会が近くだったので、電話をかけると局長が飛んできてくれて、丁寧に対応していただきました。(ご主人は広島の市会議員で、「郡山が好きで、是非、金魚を土産に…」といわれました!)

水槽の中で泳ぐ赤と黒色の金魚の写真

そういえば、一躍有名になった「水木しげるロード」のように、「郡山」も、お城まつりの春、金魚すくいの夏、親子祭りの秋、女まつりの冬などには、商店街が「金魚ロード」として、子どもたちが大好きな、金魚の泳ぐ町・金魚グッズの町・金魚博物館の町に大変身、笑顔が一杯・魅力一杯の町になった夢を見ました。

夢ではないかもしれません!
その原動力は、「金魚すくいの田村名人」率いる、「金魚クラブ」や郡山南幼稚園OBの皆さんかも知れません。

筆文字の短歌と、金魚のイラストが載った色紙の写真

(郡山南幼稚園に飾ってありました)