環境基本計画

更新日:2023年08月08日

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環境基本計画とは

私たちの身のまわりには、様々な環境問題があります。たとえばレジ袋や食品のトレイは買い物のときは便利でも、後でゴミとなります。リサイクルをしてもいくらかのエネルギーを必要とします。また、街のあちこちで捨てられたごみが、景観を大変悪くしています。

身近な環境問題

私たちの身のまわりには、様々な環境問題があります。たとえばレジ袋や食品のトレイは買い物のときは便利でも、後でゴミとなります。リサイクルをしてもいくらかのエネルギーを必要とします。また、街のあちこちで捨てられたごみが、景観を大変悪くしています。

地球環境にも影響

私たちの暮らしは、地球環境にも影響を与えています。たとえば、地球温暖化。自動車がガソリンを燃やす時発生する二酸化炭素は、地球温暖化の原因の一つと考えられています。温暖化により、地球規模では海面の上昇、日本でも植物の開花時期の早まりが観測されています。

よりよい環境にするために

私たちのまちでは、人々が古代から自然と調和した暮らしを続けてきました。今、私たちがすべきことは、「自然と歴史と人が共に暮らすまち」を将来に引き継いでいくことです。そのためには環境の問題を正しく認識し、何をすれば良いかを考え、身近なことから行動することが大切です。

大和郡山市の取り組み

大和郡山市は、市域の環境を現在から将来にわたって、より良くしていくため、環境基本条例を制定しました。この条例の中では、『環境保全に関する施策を総合的かつ計画的に進めていくために、環境基本計画を策定すること』と定められています。

環境基本計画の内容

環境基本計画では、現状はどうなのか、どのような環境が望ましいのか、それを実現するために私たちは何をしなければならないか、ということの基本的な枠組みを示しました。

市民と行政の協働による計画策定

環境は、市民・事業者・行政といった、市で生活するすべての人々に関わる問題です。この計画に市民の意見を取り入れるため「環境基本計画市民懇談会」を組織し、計画の策定作業を市民と行政の協働で行いました。さらに市民の意見を集めるために、環境フォーラムやアンケートを実施しました。

環境基本計画の位置づけは

大和郡山市総合計画を環境面から支援するものです。

環境基本計画の期間

第1次  平成14年度(2002年度)から平成23年度(2011年度)まで

第2次  平成30年度(2018年度)から令和9年度(2027年度)まで

環境基本計画の対象地域

大和郡山市全域を対象としています。

環境基本計画の進め方

市民・事業者・行政が協働して進めます。

環境基本計画の細分

生活環境

災害のない安全なまち

災害のない安全なまち
市民の皆さんに配慮していただきたいこと
  • 近い所へは、徒歩または自転車を利用し、自動車の利用を減らします。
  • 地域内の信頼関係を強くし、安心して生活できる地域を目指します。
  • 水質が悪化する要因について理解し、その対応策を行います。
  • 自動車利用時には、エコドライブを心がけます。
  • 残留農薬等土壌汚染の問題について理解し、環境にやさしい作物の購入に努めます。
事業者の皆さんに配慮していただきたいこと
  • 自動車を導入する際は、低燃費、低公害の車を選択します。
  • 防災訓練などを行い、災害時に備えます。
  • 工場や事業所からの排水の管理を徹底します。
  • 共同で配送を行うなど、効率的な物流システムの整備に取り組みます。
  • 化学肥料や農薬は適正量を使用するよう努めます。
行政は次のことに取り組んでいきます
  • 大気環境汚染と悪臭発生の防止
  • 浸水・洪水対策の実施
  • 生活排水対策の推進による公共用水域の水質保全
  • 沿道の騒音・振動対策の推進
  • 有害化学物質等の管理徹底

心和む快適な暮らしができるまち

心和む快適なくらしができるまち
市民の皆さんに配慮していただきたいこと
  • 歩道を広く使えるよう、自転車の放置をしないよう心がけます。
  • 積極的に農業にふれ、農業への理解を深めます。
  • 地域の年長者や有識者との交流を通じ、歴史や郷土芸能への理解を深めます。
事業者の皆さんに配慮していただきたいこと
  • 事業所周辺の美化に努め、美しいまち並みの保全と創造を行います。
  • 建物を建てる際には、周辺と調和するように配慮します。
  • 歴史文化的資源の保護・保全に協力します。
行政は次のことに取り組んでいきます
  • 安心して歩ける道およびその周辺の整備
  • 田園風景の保全
  • 伝統的文化の継承と歴史的文化的環境資源の保存

持続的発展ができるまち

持続的発展ができるまち
市民の皆さんに配慮していただきたいこと
  • 日常生活でごみが出ないよう工夫します。
  • 日常生活の中で、電気・ガスなどの無駄使いを省くようにします。
事業者の皆さんに配慮していただきたいこと
  • 製造段階から販売、廃棄までを考慮して、環境負荷が少ない製品を開発します。
  • 新エネルギーや未利用エネルギーを積極的に活用します。
行政は次のことに取り組んでいきます
  • リサイクルを定着させ、リサイクル率を向上させるシステムの構築
  • 新エネルギー・未利用エネルギーの積極活用の推進

自然環境

自然と共生するまち

自然と共生するまち
市民の皆さんに配慮していただきたいこと
  • 近い所へは、徒歩または自転車を利用し、自動車の利用を減らします。
  • 地域内の信頼関係を強くし、安心して生活できる地域を目指します。
  • 水質が悪化する要因について理解し、その対応策を行います。
  • 自動車利用時には、エコドライブを心がけます。
  • 残留農薬等土壌汚染の問題について理解し、環境にやさしい作物の購入に努めます。
事業者の皆さんに配慮していただきたいこと
  • 自動車を導入する際は、低燃費、低公害の車を選択します。
  • 防災訓練などを行い、災害時に備えます。
  • 工場や事業所からの排水の管理を徹底します。
  • 共同で配送を行うなど、効率的な物流システムの整備に取り組みます。
  • 化学肥料や農薬は適正量を使用するよう努めます。
行政は次のことに取り組んでいきます
  • 大気環境汚染と悪臭発生の防止
  • 浸水・洪水対策の実施
  • 生活廃水対策の推進による公共用水域の水質保全
  • 沿道の騒音・振動対策の推進
  • 有害化学物質等の管理徹底

地球環境にも配慮するまち

地球環境にも配慮するまち
市民の皆さんに配慮していただきたいこと
  • 歩道を広く使えるよう、自転車の放置をしないよう心がけます。
  • 積極的に農業にふれ、農業への理解を深めます。
  • 地域や年長者や有識者との交流を通じ、歴史や郷土芸能への理解を深めます。
事業者の皆さんに配慮していただきたいこと
  • 事業所周辺の美化に努め、美しいまち並みの保全と創造を行います。
  • 建物を建てる際には、周辺と調和するように配慮します。
  • 歴史文化的資源の保護・保全に協力します。
行政は次のことに取り組んでいきます
  • 安心して歩ける道およびその周辺の整備
  • 田園風景の保全
  • 伝統的文化の継承と歴史的文化的環境資源の保存

参加・協働環境

市民・事業者・行政が参加・協働するまち

市民・事業者・行政が参加・共同するまち
市民の皆さんに配慮していただきたいこと
  • 日常生活でごみが出ないよう工夫します。
  • 日常生活の中で、電気・ガスなどの無駄づかいを省くようにします。
事業者の皆さんに配慮していただきたいこと
  • 製造段階から販売、廃棄までを考慮して、環境負荷が少ない製品を開発します。
  • 新エネルギーや未利用エネルギーを積極的に活用します。
行政は次のことに取り組んでいきます
  • リサイクルを定着させ、リサイクル率を向上させるシステムの構築
  • 新エネルギー・未利用エネルギーの積極活用の推進

この記事に関するお問い合わせ先

環境政策課

郵便番号:639-1198
大和郡山市北郡山町248-4
電話:0743-53-1151(内線571・572)
ファックス:0743-53-1049

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