郡山城の図(安政年間)

更新日:2021年03月19日

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郡山城の図(こおりやまじょうのず)

堀と道、寺社が色分けされている郡山城の図の写真

 正式には「安政年間和州郡山藩家中図」といいます。安政年間(1854~1860)に作製された城下の絵図で、縦180センチ、横120センチの大きさ。「家中<かちゅう>」とは藩士の総称です。

 内堀、中堀、外堀の三重の堀に囲まれた惣堀<そうぼり>の構えがよくわかります。城の南東側には町屋地帯が、その他の部分にはに武家屋敷がひろがっています。屋敷、寺社、川、道などに色分けして描かれています。社寺名や町名が記入され、武家屋敷には住んでいる武士の名前が記載されています。

 現在、郡山城に関するこうした城絵図は十数面が残されています。これらを比較することによって郡山城のうつりかわりが判明します。

 柳澤文庫の所蔵。所定の手続きをとれば見学できます。

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