金魚の生産から販売まで
1.産卵

金魚は4月上旬~5月にかけて産卵します。産卵は普通1週間おきに5~6回産卵し、魚巣(フサモ・ヒカゲノカズラ)に産卵します。
2.ふ化

卵のついたフサモ・ヒカゲノカズラをふ化池に移し、水温25度前後で3日位するとふ化します。
3.餌付け

ふ化後毛仔が魚巣から離れて動き回るようになりはじめますと、人工飼料、または卵黄で餌付けを始めます。
4.選別

ふ化して約30日間位で第1回目の選別を行い型の悪いもの、尾の悪いものを取り除きます。その後も大きくなるにつれ何度も選別を繰り返し優良魚のみを育てます。
5.取り上げ

成長した金魚は種々な網を用いて取り上げ、また特殊な「竹のす」を使って片隅に寄せ集められ取り上げられます。
6.畜養

取り上げた魚はすぐに出荷せず、普通3日間程度畜養池にて出荷準備を整えるための「魚じめ」を必要とします。
7.金魚市場

郡山金魚卸売センターで競売会(金魚セリ)が行なわれ、良いものは1匹単位、その他は1キログラム単位で取引されます。
金魚の競売会(せり)は、隔週ごとに木曜日の1時から開催されています。
見学OK。開催日については、郡山金魚卸売センターにお問い合わせください。
参加費を払えば、せりに参加することもできます。
お問い合わせ先
協同組合 郡山金魚卸売センター
(大和郡山市本庄町250)
電話番号 0743-56-2300
ファックス 0743-56-2301
8.出荷

魚じめ後ビニール袋に入れられた金魚は、輸送中に死なないよう酸素を注入して各出荷先に送り出されます。
この記事に関するお問い合わせ先
農業水産課 農業・金魚係
郵便番号:639-1198
大和郡山市北郡山町248-4
電話:0743-53-1151(内線554)
ファックス:0743-53-5001
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更新日:2024年08月04日