【金魚マイスター活動】令和7年度 金魚和菓子作り講座を開催しました!

更新日:2025年07月04日

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令和7年6月29日(日曜日)、金魚和菓子作り講座を開催しました。

昨年たいへんご好評いただいたこちらのイベントですが、今年はなんと100名を超えるご応募がありました。

たくさんのお申し込み、誠にありがとうございました。

 

講師をしてくださるのは、地元大和郡山の和菓子屋さん、杉屋菓舗の杉本雅人さん。

そして金魚マイスターの市原さん、阪口さん、杉本さん、灰藤さんが各調理台についてサポートします。

はじめに事務局より当日のスケジュールをご案内させていただき、さっそく1種類目の和菓子「金魚鉢」の作成に取り掛かります。

こちらは錦玉(きんぎょく)の中で羊羹の金魚が泳いでいるという、涼やかな見た目のお菓子です。

 

まずは杉本先生が大鍋で糸寒天を溶かします。

全員分の分量でつくるため時間がかかるのですが、グラニュー糖より白ザラ糖を使うほうが透明度が高く仕上がること、寒天の見た目のザラつきを防ぐため最後に水飴を混ぜることなど、

錦玉を作るときのポイントを教えながら、手際よく材料を混ぜておられました。

 

完全に溶けたらボウルに取り分け、寒天が固まらないように各調理台で湯煎します。

スプーンで専用の容器の半分くらいまでうつし入れ、表面が少し固まってきたら金魚の羊羹や小豆、餡だまをのせていきます。

沈みすぎたり浮きすぎたりしないよう気をつけながら、容器いっぱいまで残りの寒天を流し入れます。

余った材料がもったいないから、と参加者様からのご提案で、小さめのカップを使って2つ目の金魚鉢も作りました。

 

冷めて固まるまでの間に、2種類目の和菓子を作っていきます。練り切り「あさがお」です。

まずは紫色と白色の練り切り餡をくっつけて平たく伸ばし、こし餡がはみださないように包みます。

形を整えたらビニールのシートにのせててるてる坊主のように絞り、そのまま絞った部分を押し込むと、あさがおの花になります。

予定していた工程が早く終わったため、先生の御厚意でもうひとつ練り切りを作りました。昨年の講座で作成した「あやめ」です。

こちらは紫色の練り切り餡でこし餡を包んでから、白い練り切り餡と黄色い練り切り餡をのせてビニールのシートで絞ります。

 

2つの練り切りが完成し、いよいよ「金魚鉢」を容器から取り出します。

寒天の固まり具合で上半分と下半分に分かれてしまったものもありましたが、みなさんとても綺麗な仕上がりでした。

 

 

全員で片付けをして実食です。

和菓子を食べながら、金魚マイスター阪口さんによるお話を聞いていただきました。

関西万博でも展示されているアクアポニックスについて、水耕栽培との違いやお家でやってみる際に必要なもの、方法などを紹介しました。

 

最後に杉本先生よりご挨拶があり、金魚和菓子作り講座は終了です。

朝から準備をしてくださった杉本先生、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

今回やむをえず落選となってしまった皆様も、今後開催するさまざまなイベントへのご参加をお待ちしております。

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