【金魚マイスター活動】令和6年度 フォローアップ講座を実施しました!
フォローアップ講座とは、すでに金魚マイスターに認定されている方を対象に、金魚マイスター養成塾では学ばなかった知識をさらに習得していただくために実施している講座です。
1月11日(土曜日) 第1回

第1回はフジワラペットファーム代表、大阪エコ動物海洋専門学校講師の藤原宗爾様を講師としてお招きしました。
講座のテーマは「品評会への道 初級編」。
金魚を品評会へ出品するために必要な、基礎的な知識について講義していただきました。
品評会は、らんちゅう・オランダ・東錦などを専門的に取り扱うものや、いろいろな品種を出品できるもの、動画で審査をおこなうインターネット上で開催されるものなど多岐にわたります。
出品にかかる費用も、出品料金のみで参加できるもの、出品料金の他に入会費や年会費が必要になるもの、入賞した際に写真代やトロフィー代を支払わなければならないもの等さまざまだそうです。
また大会当日に金魚が健康であることが一番難しく、出品前の注意点や金魚の持ち運び方、出品後のケアについても説明していただきました。
1月18日(土曜日) 第2回

第2回の講師はらんちうアカデミー代表、鷲津寿典さんです。
「金魚、文化と芸術」というテーマで講義をしていただきました。
はじめに、そもそも金魚とは何なのか、フナやコイとはどういった違いがあるのか金魚マイスターから意見を募ります。
色の違いやひげの有無、種類の多さなどたくさんの意見が出ましたが、その中でも鷲津さんが決定的な違いだと思うのは尻びれ(舵びれ)が2枚あること。
これにより、尾びれの種類も豊富になったと考えられるそうです。
鷲津さんが持参してくださったらんちゅうを観察し、実際に尻びれが2枚になっていることを確認します。
また芸術との関係について、音楽の面から「きんぎょのひるね」という大正時代につくられた童謡の歌詞の考察を行ったり、
江戸文化の金魚ブームについて、当時の様子を描いた絵を用いてお話してくださいました。
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更新日:2025年01月28日