まちかどレポート12

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート012 近場で躑躅(つつじ)の美しい所とは?

(まちかどレポーター 丸山)

近場で躑躅(つつじ)の美しい所とは? (平成22年5月12日掲載)

柳沢文庫入口前に咲く躑躅の写真

郡山城跡の柳沢神社のすぐ東、徒歩1分たらずのところに柳沢文庫があります。
柳沢文庫は最後の藩主柳沢保申(やすのぶ)の子保恵(やすとし)が1902年4月、堀之側(現在の植槻町)にあった邸宅の一部を開放して所蔵の書籍・雑誌・新聞等を公開したことに始まるそうです。
その後、1960年の秋、郷土の子弟教育の発展を願う人々と柳沢保承(やすつぐ)の発意によって財団法人郡山城史跡・柳沢文庫保存会として郡山城内の毘沙門郭に設立され現在に至ります。

緑豊かな柳沢文庫前庭の写真

現在、四阿(あずまや)がある文庫の前庭のあたりは、もともと堀之側にあった「柳沢金魚研究所」を昭和に入って移したところで、昭和40年ごろに庭園に造成されました。写真でも分かるように、前庭の中心部は菱形の図形になっています。大和郡山市の市章はその柳澤藩の紋所「郡山花菱」を図案化したものですよ。

柳沢文庫前庭に咲く躑躅の写真

今時、この柳沢文庫の前庭の躑躅(つつじ)が非常に美しいのです。是非、お出かけください。♪