まちかどレポート64

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート064 市観光協会・歴史講座に参加しました

 

(まちかどレポーター 丸山)

伊根湾と日本三景天橋立めぐりに参加してきましたよ。(平成22年7月26日掲載)

観光のために集い歩く人々の写真

2010年7月10日実施の大和郡山市観光協会の歴史講座に参加してきました。
参加者は前回(6月講座)と同様の120名程度です。見学地は京都の伊根町と宮津市です。伊根の舟屋と天橋立の松並木が当日一番の見学地でした。
いずれの地も素晴らしく、強く心に感動を覚えました。参加していない方々にその感動を少しでも伝えたいと思い、頑張って写真撮ってきました。見てくださいね。

天橋立の全長約3.6キロメートル、幅20~170メートルの砂嘴でできた砂浜には、大小8,000本もの黒松が生い茂っており、日本の名松百選にも選ばれているそうです。天橋立の松の中には、大正天皇お手植えの松や昭和天皇お手植えの松も植わっています。

ところで、万葉集には松を詠った味わい深い素晴らしい歌があります。
この歌、僕は会社の尊敬する先輩達が定年退職されるとき、何時も色紙に書いているんですよ。それは市原王が詠ったものです。

一つ松 幾代か経ぬる 吹く風の 声の清きは 年深みかも  (巻6・1042)

(歌意) 一本松はどれほどの時を経てきたのだろうか こずえを吹く風の声が清らかで澄み切っているのは、深く歳月を重ねてきたからだろうか

それでは、快晴のもと、伊根湾の美しい風景(舟屋とカモメさんが飛んでる)と天橋立の松並木をご覧ください。

奥に真っすぐに続いている道の両脇に生えている松並木の写真
手前に海があり、その奥に船の収納スペースが1階部分にある伊根の舟屋が並んだ写真
ロープウェーに乗っている人々と、町と島の間の海に湾曲した松並木が渡っている景観の天橋立が見えている上空からの写真
島の前を群れて飛ぶカモメたちの写真