まちかどレポート66

更新日:2021年03月19日

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まちかどレポート

まちかどレポート066 語り継ぐ"戦争"

(まちかどレポーター フリータ・K)

語り継ぐ”戦争”(平成22年8月3日掲載)

郡山城ホールでの平和祭を知らせるポスターと壁に展示された紙を見ている人の写真

7月25日から3日間、毎日1人ずつの戦争体験、被爆体験の話を聞きました。
図書館通いの途中でフラリと寄った「城ホール」でのイベントだったんですが、連日参加してしまいました。

台の上の展示や、壁に貼られた写真などの展示を見ている男性の写真

(展示写真)

壁に貼られた戦争に関する展示を見ている親子の写真

85歳の男性(2人)の戦争体験、70歳の被爆体験、三人三様のお話に引き込まれてしましました。

前に座る男性と、椅子に座って話を聞く様子の人々
戦争体験に関して聴衆に向かって話す男性の写真
寄せ書きが書かれた日の丸の旗を両手に持ち、聴衆に話す男性の写真

体験者ならではの説得力。戦争の悲惨さと惨状を改めて教えられました。
無事に帰れるようにと母親が集めてくれた千人針、その中に入れられたたくさんのお守りと5銭玉<死線(4銭)を越えて無事帰ってこられるようにとの願いが託されている>のお話。

外国にも身近なところに戦争の傷跡を忘れないように、とのオブジェや建物・資料の保存があります。戦争をまるで知らない次世代の子どもたちや孫にひき継ぐ、大切な一つなんですね。
「戦争の体験を語れる年代」は僕たちで最後でしょう、と言われた言葉が心に残りました。