片桐貞篤
小泉11代藩主、主膳正(生没年不詳)。松平播磨守頼縄の弟で頼功の長男。片桐家に迎えられて文久2年(1862)12月貞利の家督を継ぐ。翌年に天誅組事変が起こり、小泉藩も吉野へ出陣、六田の渡しを固めるなど各地に転戦した。
明治2年6月小泉藩知事となる。明治16年貞篤の4男貞健が家督を継ぎ、貞篤は子爵になった。