佐藤三左右衛門
郡山での金魚飼育の始まりはいつ頃かはよく分かっていない。伝承によれば宝永年間(1704〜11)に佐藤三左衛門(生没年不詳)が金魚飼育に精通し、子孫相次いでその業を伝えたといわれている。佐藤家は代々三左衛門を名のり、矢田筋に住んで明治の初年頃まで養魚を続けていたという。実相寺に墓がある。