片桐貞隆

片桐且元の弟、永禄3年近江に生まれる(1560〜1627)。21歳の時、秀吉に仕え、播磨国で150石を与えられる。
慶長6年(1601)42歳で万石の列に加わり、兄且元と共に大阪城を去った後、本拠を茨木城に置き、同9年小泉の地に陣屋を構えた。家中は城忠兵衛を筆頭に28人。
元和4年(1618)から別に摂津国の天領地(幕府直轄地)の1万6000石余を預かっており、茨木もその一つ。寛永4年10月没、和泉貝塚の青松寺に葬られる。