番条長懐

地侍として番条長懐・番条戌亥・番条辰己の名が『雑事記』に残る。長懐は番条一統の惣領で、学延坊と称し、常善院の住持であった。応仁の乱前は越智方に属し、長禄3年(1459)8月、筒井方に攻められ番条長懐父子は自焼没落。