西田中遺跡

西田中町の東南で、弥生式土器片や石器が発見された。
昭和58年の発掘調査では竪穴式住居・土壙(どこう・土のあな)・ピット・溝などいずれも約2000年前の弥生時代中期の遺構が発見され、数多くの土器や石器も出土している。
竪穴式住居跡は、直径約8bの円形の平面形をもつ大きさで、中央に炉跡があり、灰が厚く堆積していた。排水溝が外に向かってのび、炉のまわりには柱穴があって住居の屋根を支えた主柱と推定される。